年金

【本当に必要?】最近話題のiDeⅭoを3分で解説!【メリットは?】

iDeⅭoという年金制度をご存知ですか?

iDeⅭo(イデコ)とは個人型の確定拠出年金のことで、

個人で加入して自分で掛金を支払う年金制度の一つです。

2016年までは加入条件が厳しく、自営業をしている人だけが使用出来る制度でしたが、

2017年から加入条件が緩和され、加入する人が増えています。

どうして加入者が増えているのでしょうか?

今回はiDeⅭoに加入するとどうなるのかについてお話しします。


このブログはFP事務所を舞台に、

3人のキャラクターがお金や

経済の知識を易しく解説します。

左✩吉永所長… 真面目で腕利きのFP事務所所長

中✩夏美ちゃん…新米FP。明るく元気でちょっと天然

左☆三好さん…ごく普通のサラリーマン。妻子持ち(娘4歳)

年金って将来いくら貰えるの?

三好
全然足りない…
夏美
何か買いたいものがあるんですか??
三好
買いたいもので悩んでる場合じゃないですよ!

年金の受給額について奥さんと話をしてたんだけど、このままでいいのか不安だから色々調べてたんです。

それで調べた結果、定年まで支払い続けても年金だけじゃ老後の生活を送ることが出来ないんです

夏美
奥さんと将来必要なお金のことを話せるのって素敵ですね♪
三好
ありがとうございます。

って話した結果、不安しか残らないんじゃ意味ないですよ!

定年までの40年近く支払い続けても、

毎月の年金受給額がだいたい6万5千円

って見たときには貯金しないとマズイってなって。

何でもかんでも支出を減らそうとお小遣い減らされそうなんですよ!

吉永所長
三好さん待ってください。

年金は国民年金だけじゃありませんよ。

いくつか種類はありますが、三好さんの会社では厚生年金も積立しているのではないですか?

三好さんと奥さんの収入によりますが、厚生年金の受給もある場合、受給額は20万円程度は貰えるかもしれません。

日本年金機構のホームページでユーザー登録をすれば、年金の見込み額が見ることが出来るので確認してみるのも良いと思います。

三好
厚生年金があれば20万円見込めるなら安心ですね!

良かった~

これでお小遣い削減の話を無しに出来ます!

夏美
三好さん、せっかくなので、もう少し教えてもらっといた方が良いんじゃないですか?

奥さんともう一度話し合ってみても、不安が残るならiDeⅭo(イデコ)とか提案してみるのも良いかもしれないですよ。

三好
iDeⅭo?

初耳ですが、それは一体なんなんですか?

iDeⅭoってどんな制度?

夏美
iDeⅭoは個人型確定拠出年金のことで、

元々は自営業の方やフリーランスなど個人で仕事をしている人向けに出来た制度なんです。

吉永所長
節税にもなると話題になっていたのですが、2016年までは自営業やフリーランスの方が対象となる制度でした。

しかし、2017年から会社員の方も加入することが出来るようになり年金の上乗せが出来る制度としても役割を果たすようになったんです。

 

三好
そんな制度があるなんて知らなかったな~。

どうして年金を上乗せして支払うと節税にもなるんですか?

吉永所長
iDeⅭoは個人でやる、年金の一種として積立する投資だと思ってください。

年金として積立するので掛金とそこでの運用益に対しては非課税

更に年金の受取時には税金が課せられますが、

公的年金控除や、退職所得控除が受けることが出来るため、節税だと言われたりするんです。

もちろん、投資として運用されるので元金保証されるものではありません。

夏美
iDeⅭoって原則60歳まで受け取ることが出来ない投資になるから、ちゃんと考えて積立額を決めないとダメですよ。
三好
60歳まで受け取れないのか…

積立額は自分で決められるんですか?

吉永所長
積立額は5000円以上の1000円単位でする必要があり、上限についても下図のように決まっています。

その範囲内であれば、三好さんが積立したいと思う金額で年金の積立が出来ますよ。

三好
5000円からだと始めても良いかなって思えるし、お手頃な感じがしますね!

iDeCoのメリットは?

夏美
三好さんは今の会社でずっと働く予定ですか?
三好
そのつもりだけど、いきなりどうしたんですか?
夏美
転職するときって年金資産の持ち運びが難しいって聞いたことがあるので、

もし転職するつもりがあるならiDeⅭoをやるのはオススメなのかなって思いました!

吉永所長
確定給付年金の場合、会社が変わってもそのまま引き継ぐことは出来ますが、

会社によって年金に対するルールが違うことがあるので、注意は必要ですね。

三好
人によって注意するところやメリットが全然違うんですね。

僕の場合は今のところ転職するつもりが無いから、

iDeⅭoのメリットって掛金が節税になることと少額で始められることってぐらいですね。

は~もっと簡単に受給額を増やせる方法ってないのかな?

吉永所長
年金の上乗せとは違いますが、年金の受給額が増やせる方法はありますよ。
三好
え、そんなことが出来るんですか!?
吉永所長
現在の年金制度では65歳から年金の受取が始まりますが、

1ヶ月遅らせて年金を受け取ると0.7%支給額が増えます。

1年遅らせると0.7%×12ヶ月で支給額が8.4%増えることになります。

例えば、基礎年金受給額を受け取る場合は、月に65000円、年間で78万円ですが、

1年待ってから受け取る場合は年間84万円になります。

三好
増えた額がずっと貰えるなら、皆そうした方がいいじゃないですか!
夏美
三好さん目先のお金に惑わされすぎですよ!

年金の支給開始日を遅らせるってことは、必ずしも総受給額が増えるってわけじゃないですよ?

三好
え?なんで?
夏美
老後、何年生きられるかは誰もわかりませんから、

支給遅らせるってことは受け取る期間がその分だけ短くなるってことですよ。

まだ先の話ですけど、寿命をちゃんと考慮して下さいね。

三好
確かに…まだ大丈夫だと思っていて不慮の事故で…なんてこともありえる話ですしね。

長く生きていたいと思っていても、その通りになる保証なんてありませんよね。

吉永所長
年金を遅らせるかどうかは、まだ先の話なので65歳が近くなってきたらちゃんと考えましょう。

そのときに制度が変わっていない保証はありません。

話が逸れてしまいましたが、iDecoを始めるときのメリットをまとめるとこうです。

★iDeCoのメリット★

  • 少額から始めることが出来る
  • 掛金、運用益が非課税で受取時には控除を受けることが出来るので節税になる
  • 運用方針を自身で決めるので、リスク管理がしやすい
吉永所長
しかし先程話をしたように、年金の支給を遅らせるだけで、年金受給額は増やすことも出来る制度もあります。

また、別の金融商品で運用をすることで貯蓄をすることも出来るので、必ずしもiDeCOがいいというわけではありません。

まずはご自身の年金受給額がどのくらいになるのかを試算してみて、

将来どのくらい貯めなければいけないのかを把握した上で

運用先をiDeⅭoにするのか、別の金融商品で貯蓄するのか

を考えるといいでしょう。

選択肢は多く持った上でご自身にあった運用方法を実践していくことがベストですよ。

三好
よく分かりました!

今日もありがとうございます!

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神場優貴
神場優貴
フットサルやツーリングなど、アクティブな趣味が大好きなアラサー男性。 趣味を楽しむ上でも「お金の知識」が必要と気づき、金融知識を学ぶ。 学んだ知識を使って、趣味仲間をはじめとする自分の大切な人達のライフプランを見直すきっかけを作れるように活動している。