ニュースでよく見る為替や日経平均株価・・
みなさんは意味を知っていますか?
私たちの生活に密接な関係をもっているのに、実はよくわからないという方は多いと思います。
今回は楽しく為替と日経平均株価の基礎を学んでいきましょう。
また、景気はどのように動くのか!?
その動き方も考えてみましょう♪

このブログはFP事務所を舞台に、
3 人のキャラクターがお金や
経済の知識を易しく解説します 。

左 ✩ 吉永所長 … 真面目で腕利きのFP事務所所長
中 ✩ 夏美ちゃん … 新米FP。明るく元気でちょっと天然
右 ☆ 三好さん … ごく普通のサラリーマン。妻子持ち(娘 4 歳)
為替と日経平均株価の関係とは


そんなに叫んだりして・・・

いったい何でこんなことがおこるんだろ?



それって一体どういうことだい?

このような株価や為替は経済の状況、とりわけ戦争などでとても変わってくるんです。
今回は北朝鮮問題をはじめとした地政学リスクが非常に高まっており、
戦争の一歩手前まで発展のするのではないかということから、緊張感が高まってきているんです。
その結果、日本の株式市場に大きな影響がでているんですよ。


戦争は起こって欲しくない出来事ですが、投資にも影響が出るので私たち投資家もしっかり把握しておかなければいけません。
また投資をしてない人も生活に関わってくるので知っておかなければいけないですね。
今回は経済から見る、株価と為替の関係をお話していきましょう。


まずは株価の意味を理解しよう!

「株価」と話しているけれど、この株価の意味を説明できますか?


具体的には、約1800ある東証一部上場企業の中から日本経済新聞社が独自の基準で選んだ225銘柄の平均株価のことをいいます。


ということは結構簡単に平均を出せるのかな?

日経平均株価は次のような手順で計算されています。
- 「みなし額面」に修正する
- 株価を合計する
- 「除数」で割る
- 小数点以下3位を四捨五入する


それよりも大事なのが、なぜ株価が下がるのか。
また為替とどのような関係があるかですね。

為替とは?「円安」「円高」を簡単解説!




これでも新米FPですから!
それでは為替相場の基本を「円安」「円高」も含めてお話しますね!

よく聞くけど、説明はできないな・・
夏美ちゃんよろしくお願いします!

例えばコーヒーが1つ1ドルの時に、1ドル=100円だったら、コーヒーが1つ買えますね。
これが1ドル=50円になると、コーヒーは何本買えますか?


同じ1ドルなのに、コーヒーが2本買えました。
これはつまり、同じ1ドルなのにコーヒーが2本買える=「ドルの価値が半分になった」のでコーヒー1本しか買えなくなったとも言えますし、
「円の価値が2倍になった」ので2本コーヒーが買えたとも言えます。
前者を「ドル安」、後者を「円高」と表現します。


円の価値が上がったから、商品が倍買えたってことですもんね。

つまり円高とは、ドルが売られることであり、円が買われることです。
反対に、円が売られてドルが買われる状態が「円安」「ドル高」となります。
為替相場とは2つの通貨の相対的価値つまり交換レートですから、一方が上がれば、当然もう一方は下がることになります。



円高になると日本企業はどのような心配事がでてくるでしょう?

うーん・・円高になると輸出する側が大変ってことかな?

具体的に日本企業は2つの心配事をします。
- 海外で自社製品が売れなくなってしまう
- 海外売上のドルを円に両替したら利益が少なくなる


製品が売れなくなるのはどうしてだい?

また商品が売れなくなるだけでなく、値上げによる業界への不信感と顧客離れ、
粗悪な偽造品(コピー品)の横行と、さらには同業種間のシェア低下も懸念されます。
特に販売シェアの低下は国際競争力を失うことと同じであり、企業の成長戦略に大きく影響してくる可能性もあるんですよ。

次の利益が少なくなるというのは、どういうことですか?

そのため、現地の売掛金だけでなく、日頃からある程度のドルを保有していることも多くあります。
しかし円高が大きく進行すると、それらのドル資産を円に換金したときに“雀の涙”ほどに目減りしてしまうんです。
例えば1ドル=100円のときに1億ドルの売上があったとしましょう。
この時点で円に換金すれば100億円です。
しかし、急激に円高が進んで1ドル=50円になると、この売上は50億円になってしまいます。
何もしていないのに、為替相場の変動だけで売上が半減してしまうんです・・・


何もしなくてもこんなことなるなんて・・

これらが、海外輸出を主な収益源としている企業の業績に対する不安材料になり、株式が売られることとなるわけですね。


為替はよくわかったけど、日経平均株価がなぜ下落するのかな?
なぜ日経平均株価が下落をするのか?



しかし裏を返せば、海外製品を円高の力で安く仕入れられるようにもなるということになります。
原材料が値下がりすれば製造コストを抑えることにもつながり、企業の業績アップに貢献すると期待できますよね。



円高懸念によって株式が売られる輸出企業もあれば、円高を好感して買われる輸入企業もあるということなんです。
それなのになぜ、円高になると日経平均株価が下がるのか・・・
それは、日本の輸出企業と輸入企業のアンバランスに原因があります。


さきほど説明した225銘柄に、ハイテク産業や自動車産業といった輸出企業の割合が多いからなんです。
特に自動車産業は、企業数こそ業種別7位に甘んじていますが、いずれも企業規模が大きく、円高の影響を強く受けるため、
これらの企業の株価の変動が日経平均株価を大きく動かすことになります。
このような株価の高い銘柄が輸出企業に多いことも、
円高が日経平均を押し下げる原因のひとつになっているんですよ。


ということは、日経平均株価が上がると円安になるということでもあるんですね。

日本は輸出国であり、トヨタをはじめ、ホンダやソニーといった日本を代表する大企業の多くは海外売上が大半です。
円安が進めばこれらの企業が潤うため、その株価が上がり、結果として日経平均株価も上がるんですよ。

でも今回なぜお隣の国の問題がおこると円高方向に動いたんでしょうか?
円高・円安は気持ちで変わる?

世界経済に不安が増えると、決まって円が安全資産として買われます。
なぜ安全資産といわれるかというと、日本は世界最大の対外純資産保有国だからです。
対外純資産が大きい国は、信用力が高いので、長期国債の利回りは低くなります。
世界の投資家は、自分の資産を守るために、世界経済に不安が増えると、
信用力の低いものを売り、信用力の高い国の国際を多く買うんですよ。
利回りが低くても安全な日本の国債の方が魅力的に見えるからですね。



ただ円買いをされたからといって株価まで変わるかというとそう簡単なものではないんですね。
戦争が起こるとまず武器を使ったり、沢山の人を動かすことになります。
そうなると、兵器や銃弾など戦争に必要な物の購入が必然的になる為、
その動きが経済にも大きな影響を与え株価も動きます。



他にも戦闘機や戦車、軍服なども入りますね。


これはすなわち、戦争が起これば儲かる国、企業があるということです。
けれど、これに日経平均株価が連動するかというとそう簡単なものではないので、色々な条件で変わっていきます。

株価が高くなったり、低くなったりというものでもないということですね。

景気の「気」は気分の「気」ですからね。



逆に悪くなると聞くともっと悪くなると思う。
結局のところ人間に気分次第で変わっていくのが景気です。
経済の流れで人間の心理がどう働くかで、為替や株価が変わっていくので、ニュースなどをよく見て判断していきたいですね。

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いったい何でなんだろ?