1年間に10万円以上の医療費を支払った場合、

納めた税金の一部が還付されるという制度です。

この金額から申告者が支払っている税金(所得税)の税率を掛けた金額が還付される金額です。

ちなみに、還付金は確定申告をしたのちに指定口座に振り込まれます。

涼子さん、自分だけにかかる医療費で考えてませんか？

生計が同じ家族の医療費を合算して計上できるんです。

生計が一緒であれば合算できるんです。

世帯主の申告でなくても良いのが大きなポイントです

奥さんの収入が年収150万円だとします。

7万5000円から医療費控除が受けられるのです。

世帯合計の控除ではなく、「同一の生計」がポイントなのはここです。

世帯合計であれば、10万円以上が必須になるので。

その対象はさまざまですよ。

原則、病気やケガを治すものになりますが、対象は幅広く認められてます。

まずは薬や治療器具です。

ただし、医師の指示で装用したものに限ります。

あと、妊娠出産時の入院のための利用も大丈夫ですよ。

不妊治療は健康保険は認められないのですが、医療費控除は対象になるんです。

栄養ドリンクやビタミン剤です。

一方、処方箋が必要なものもあります。

医師の証明書と厚生労働大臣認定施設の利用が条件です。

温泉療養が認められれば、そこまでの交通費や宿泊代も控除対象です。

こちらも医師の処方箋に基づくことが条件です。

また、週1回以上、8週間以上の期間が必要になります。

なんと薄毛治療も対象にする話があります。

・・・いや私は行ってないですよ！目線をあげないでください！！

男女関係なく、薄毛治療している方は、試しに申告してみても良いかもしれないですね！

そしてこれらは年々対象が変わるので、

随時確認するクセをつけることが必要です。

そして何より自分から情報を取るように学ぶ姿勢も大事ですね。

しっかり行動に移していきましょう！