皆さん、こんにちは!
OLでありながら、お金の守り方を
伝えている菊池友子です。
前回、上がらない金利の裏側に日本銀行がある事がわかりました。
https://money-secret.thousand-ventures.jp/15488
良くニュースで聞く日本銀行って、一体どんな銀行なのでしょう?
そして日本銀行が私たちに与える影響とは何か見ていきましょう。
日本銀行と私たちが利用している銀行との違いは?




では、今日は日本銀行の基本から見ていきましょう。




対して、私たちが使っている銀行は「民間銀行」と呼ばれています。


中央銀行は国の金融システムの中核をなす銀行です。


日本は日本銀行(日銀)、
アメリカでは米連邦準備理事会(FRB)、
イギリスではイングランド銀行、
EU(欧州連合)諸国(ユーロ圏)では欧州中央銀行(ECB)です。

聞いたことがあります!



中央銀行の3つの仕事

その三つとは
- 発券銀行
- 銀行の銀行
- 政府の銀行
です。

①発券銀行

お金を作るんですね。

銀行券(お札)を独占的に発行します。


誰でもお札が作れるようになったらどうなるでしょう?



信用を保つためにも発行を独占し、管理しています。






不思議~
②銀行の銀行

銀行が利用している銀行という事ですか?



貸し出しももちろん行っており、まさに「民間銀行にとっての銀行」というわけなんです。


だからスムーズにお金の流通ができるんですね。
③政府の銀行


税金など政府の資金を管理しています。





国が発行、つまり政府が発行しています。
その事務管理を引き受けているんですよ。
中央銀行の真の目的とは?





ここからが本題ですね!

物価の安定や景気の調整を図り、経済の健全な成長を維持するという事です。



経済は国の存亡にも関わります。
だからこそ、中央銀行は政府とは独立した、極めて公共的な機関になっています。


混乱を避けるために、政府と中央銀行は密に連絡を取っています。


金融政策の中心は
「公開市場操作(オペレーション)」です。




その為に、中央銀行が民間金融機関との間で国債や手形などを売買しています。


中央銀行が民間銀行から国債を買うと、民間銀行の手持ちの資金が増えます。
民間銀行に資金が増えれば企業や国民にお金を貸すことができます。


お金の量が増えるので、金利は低下していきます。


そうするとお金の流れが活性化し景気が刺激されて、物価も上向きになりやすくなります。




最終的に物価は低下しやすくなるんです。


ちなみに、公開市場操作によって政策的に誘導される金利を「政策金利」と呼びます。
また、日本銀行の場合は、銀行同士が短期間にお金を貸し借りする時の金利「無担保コール翌日物金利」を「政策金利」としています。


景気の調整の事だったんですね。

中央銀行の当座預金口座に預け入れる割合(預金準備率)を変更することです。


割合を変更することで、市中に出回るお金の量を調整しています。
こちらは、「預金準備率操作」と呼ばれています。


反対にお金の量を減らすことを「金融引き締め」と言います。


やっと裏側がわかった気がします。
日本銀行の政策と今後



そして現在、日本銀行では金融緩和の政策をとっています。


マイナス金利のニュース以降、住宅ローンの金利が低くなったって聞きませんか?

つまり、市場にお金が出回り始めたってことですね!


このように中央銀行の金融政策ひとつで、その国の経済現状、そして先行きをどのように見通しているかが見えてくるんです。


まとめ★私たちの生活の守り神「日本銀行」



日本銀行の政策一つで、お金の流れが変わるんですもんね!

日本銀行は、経済が傾かないように世の中のお金の量を調整しています。





お金の流れを変える力を持つ機関が暴走したら、経済が滅茶苦茶になりますから。



お金の流れはすべてに通じます。
世の中の流れを見極めたうえで、私たち自身はどうお金を使い守っていくのか考えていきましょう。

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