世界にはさまざまな投資がありますが
身近な投資としてよく聞くのが株取引
前回は株取引について説明しましたが、今回はNISAについて詳しく解説していきます♪
投資初心者が簡単に始めることができる「NISA」
ぜひ学んで実践していきましょう!!
https://money-secret.thousand-ventures.jp/13267
NISAって何?


毎年120万円までの投資で得た収益が最長で5年間非課税になる制度です。


それってとてもいいじゃないですか!!

通常投資をして収益がでれば本来、税金が取られます。
でもこの制度を利用すれば、 2014年1月から2023年まで、毎年120万円までの投資で得た収益が最長で5年間非課税になるんですよ!

具体的にはどのくらいお得になるんですか?

■例えば、投資をして10万円の収益が出た場合
- 通常の特定口座、一般口座
発生した利益に対して20.315%の税金がかかる→10万円×20.315%=20,315円
100,000円-20,315円=
手残り79,685円
- NISA口座
年間120万円までの投資で得られた利益に対しては非課税
100,000円-0円=
手残り100,000円
この例の場合、NISAを使うだけで20,315円もお得!



所長、年間120万円までの投資で得られた利益って、どういう利益が非課税なんですか?


私が思いつくのは、持っていた株を売ったときに利益がでるってことなんですけど・・

株式投資の利益とは、売却益と配当金の2種類です。
それぞれに対するNISAの効果は下記の通りです



通常の株などで税率20.315%が利益に対してかかりますけど、NISAだとこれがないのがメリットです。
NISA口座の開き方

どうやって始めることができるんですか?

口座は日本に住む20歳以上の方なら誰でも開けます。

このNISAを開くことにあたって、注意するべき点はありますか?

NISAの注意点は以下の通りです。
①開設できる口座は一人につき1口座のみ
NISA口座は、原則4年間に1口座のみ開設可能
(例えば、銀行と証券会社にそれぞれ1口座ずつ開設するのは不可)。

②口座開設後、金融機関の変更は不可
一度開設したNISA口座を、別の金融機関に変更・開設はできない。
③非課税枠の未使用分を翌年へ繰り越したり、売却した非課税枠を再利用するのは不可。
投資を行わなかった非課税枠の翌年繰り越しはできない。
また、売却しても、非課税枠は再利用できず、年間の非課税枠を超える投資はできない。
④既に保有している上場株式などは対象外。
NISA口座は、新たに購入した上場株式・株式投資信託などが対象となるため、他の口座(一般口座や特定口座など)で既に保有しているものをそのまま移管することはできない。
⑤他の口座との損益通算・損失の繰越控除不可。
非課税のNISA口座で生じた売買損失は、課税される他の口座(一般口座や特定口座など)の収益との損益通算はできず、また損失の繰越控除もできない。
なお、金融機関によって購入できる商品は異なる(投資信託は証券会社や銀行などほとんどの金融機関で取り扱い可能、株式は証券会社のみ)。

簡単に始められますが、注意事項も多いので注意が必要ですね。





このETFやREITってどういったものなんですか?

ETFは日経平均株価などの動きに連動するように運用する商品で、株式と同じように取引所に上場しています。
またREITは不動産投信のことで、オフィスビルやマンション、ショッピングセンターなどに投資して、そこから得る賃料や不動産の売買益を還元しているものです。

NISAのデメリットとは

でも欠点ってないのかしら?

NISAで購入した投資信託や株は、利益が出ても税金はかからないことが利点ではありますが、
以下の2点が重なった場合のみ、普通に取引をしているよりも多く税金を支払う可能性があるのです!
それは
①『NISAを使った取引で損失を出す』
②『通常口座での取引で利益を出す』
という場合です。

それはなぜですか?


さきほどの説明でもありましたけど、具体的にどういったことなんですか?

特定口座内での取引による損益
特定口座において、A銘柄で50万円の利益が発生。
特定口座において、B銘柄で30万円の損失が発生した場合。
特定口座内の損益は損益通算出来ます。
50万円(利益) – 30万円(損失)
= 20万円(利益)
利益には税金が発生しますので、
20万円(利益) × 20.315%(税率)
= 40,630円の税金が発生
特定口座とNISA口座における損益
特定口座において、A銘柄で50万円の利益が発生。
NISA口座において、B銘柄で30万円の損失が発生した場合。
NISA口座の損失は損益通算出来ません。
つまり、損失がなかったことになり、特定口座の利益にのみ税金が発生します。
50万円(利益) × 20.315%(税率)
= 101,575円の税金が発生


6万円も損してるじゃないですか!

特定口座内の取引では損失を出しても利益と相殺され、支払う税金が少なくなりましたが、
NISA口座の損失は特定口座や一般口座の利益と相殺されない。
つまり損益通算されないのです。
よって、支払う税金が特定口座内のみでの運用に比べて高くなるんです。



頻繁な売買をする人には向きませんが、以下のような人であれば、NISA口座を利用するメリットは大きいと言えます。
- これから投資をはじめたい
- 短期的な値動きにとらわれず、頻繁な売買はしない(数年に1、2回)
- あまり多額の投資をする予定はない(年間120万円以下の投資)
- 分配金や株主優待をもらいながら、長く投資信託や株を持っていたい
- 年齢が若く、これから時間をかけて資産形成をする




メリット、デメリットを知って慣れていきましょう。

●メリット●
NISAを使った投資で値上がり益・分配金・配当が出れば、利益に課税されないため普通より多くの利益が出る。
●デメリット●
損失が出ると損益通算ができずに税金を多く支払う可能性がある。

特徴をよく把握した上でうまく利用していきましょう。

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前回お話されていた「少額投資非課税制度」って何なんですか?