皆さんこんにちは。
会社員として働きながら、
お金の守り方を教える
FPをしている後藤恭兵です。
今回は、一時TVや書店で目にする
機会が多かった話題の人物
「トマ・ピケティ」に迫ります!
・ピケティって何者なの??
・なんで話題なの??
といった部分を分かりやすく
解説していきますのでお楽しみに♪
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このブログはFP事務所を舞台に、
3人のキャラクターがメインとなって、
お金や経済の知識を易しく解説します。
左☆涼子さん…最近金融を学び始めた新婚さん
中✩吉永所長…FP事務所所長。30代前半真面目な実力派FP
右✩夏美ちゃん…新米FP。明るく元気でちょっと天然
ピケティって何者?







確かにピケティって話題になりましたけど、実は未だによくわかっていないんです。是非レクチャーしてください!

では今回は、ピケティ氏の「21世紀の資本」について説明してきましょう。



彼は、フランス出身の経済学者です。



彼は、1971年フランス生まれで、現在45歳です。
ちなみに、若さも驚きですが、経歴も超エリートなんですよ。


そして22歳で博士号を取得。その後、アメリカのマサチューセッツ工科大学の准教授に!
フランス国立科学研究センターなどの研究者を経て、2007年にパリ経済学校の設立にたずさわり、初代代表となっています。


ちなみに、既婚で、奥さんは13歳年下の方だそうです。

どうして話題になったの?

さて次は、なぜピケティ氏の「21世紀の資本」がヒットしたのかについて話していきますね。


ですが、日本では16万部を超えるベストセラーとなりました。
これは、経済書としては異例の売れ行きです!


大きなポイントは、アメリカの「ウォール街を占拠せよ」に代表される金持ち批判の流れとマッチした点と、
アメリカのノーベル経済学者、元財務長官などの識者らが絶賛して宣伝となった点があります。


しかし、実はこの「21世紀の資本」によってアメリカを中心に世界中で大論争が巻き起こっているのです。

いったい何が書かれているんですか?

「21世紀の資本」の内容とは?

1.資本主義では格差は拡大していく。
2.その対策としてグローバルな資本課税をすべきである。


まずは富の格差が拡大しているということについて触れたいと思います。
日本においては、1億総中流社会といわれて格差が少ないと思われていましたが、実際には格差が存在している、という意見があります。



世界ではどんな状況なんですか??

実は世界では、各地で格差に対してデモが起きるくらい深刻化しています。
2012年では、<We are the 99%>と呼ばれるデモ行進が世界的に行われていました。


「21世紀の資本」と関係してたんですね。

では、残りの1%はどんな人たちかわかりますか?


いわゆる超富裕層と呼ばれる人たちです!
世界人口のたった1%の人が、世界の富の約半分を所有している
といわれています。



これは、「1%の富裕層が富を独占している。
99%の市民に所得の再分配(医療や教育や介護などでうまく所得の高い人から低い人へ流すこと)
がちゃんとなされていない。」と訴えたデモでした。
そもそも、なぜこんなデモがおこったかと言うと・・・


彼らの年収はけた違いに高いのですが、いくらくらいだと思いますか?


正解は、約50億です!
アメリカは日本以上に貧富の差が激しい国なのです。
そして、アメリカンドリームのように、自分たちも努力をすればいつかはそうなれるチャンスがある!
と思っていたのに・・・・
「21世紀の資本」では、
その夢は砕かれ、
「金持ちは金持ちのまま
貧乏人は貧乏人のまま」
という現実を、200年ほど前の20か国以上の過去データから遡って証明しました。



格差が拡大していく
根本的な根拠は、
実際のデータなどを
使って証明されて
いなかったのです。
しかし、ピケティ氏は「21世紀の資本」によって世界に格差があることを証明したのです。




ご存知でしょうか?


この式が証明されたことは、世界中に衝撃を与えました。


これだけでは、なんのことかさっぱりです。

それでは、格差を証明するこの不等式は何を意味するのか・・・
次回は、この不等式 r > g について説明していきますね。
▼続きはこちら▼7/3 16時公開
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