【あなたの生命保険はかけすぎ!?】亡くなる時に必要なお金の実態
前回のブログでは亡くなった時に国からもらえる手当
遺族年金&葬祭費&埋葬費についてお伝えしました。
日本は意外と手厚い国なんです。
でも亡くなった時は葬儀をしないといけません。
そもそも葬儀代って何にどのくらい必要かご存知ですか?
私は、緩和ケアで看護師をしていたため自分で調べてみてもかなりかかります。
今回のブログは葬儀代っていくらかかるのかについてお伝えしていきます。

このブログはFP事務所を舞台に、
3人のキャラクターがメインとなって、
お金や経済の知識を易しく解説します。

左✩吉永所長… 真面目で腕利きのFP事務所所長
中☆夏美さん…新人FP。明るく元気でちょっと天然
右☆三好さん…ごく普通のサラリーマン。妻子持ち(娘4歳)
part1 【あなたの生命保険はかけすぎ!?】亡くなる時に必要なお金の実態
part2 【死後にもらえるお金はこんなにある】遺族年金&葬祭費&埋葬費とは
part3 【amazonでも頼める!?】イマドキ葬儀費用とは



年をとってから調べるのなんて一苦労なんですから。
色々対策が取れる若いうちから考えないと!

今からできる対策を一緒にやっていきましょう!




2010年の日本消費者協会の調べでは、葬儀費用の全国平均は約200万円地域差や風習で異なりますが、最高800万円かかることもあるんです!
そして面白いことに、世界的に見ても日本は世界一葬儀費用が高いんです。
平均的なデータではイギリスが12万円、ドイツが20万円、アメリカが44万円、韓国が37万円。他国に比べて日本は圧倒的に高額なんです!」



内訳としては葬儀費用、実費費用、お布施です


会社によって違ってきますがこれが一般的な費用です。



檀家などお寺の付き合いや、戒名をつけて欲しいなど価値観によって異なるのでご自身が包める範囲内で相談するのがベストです。
ちなみに、戒名は約40万前後からで、位をあげると約100万円になります。
さらに四十九日法要、納骨、一周忌、三周忌と1〜5万円がその後もお布施代としてかかってきます。





メディアでも紹介されていて、
「お寺との関わりがなく依頼の仕方がわからない」
「お布施相場がわからない」
「今まで付き合ってきたお寺のお布施が高くて悩んでいる」
といった方に人気があるようです

時代に合わせて、お葬式の形も変化してるんですね。

またやはり葬儀代は高いので今、やる人が増えているのが献体、家族葬、直葬です。





また費用面でいうと遺体の搬送費、火葬費を大学側が負担してくれるという点もあります。
葬儀代は家族持ちになります。
申し込みは大学に確認にはなりますが、注意点は解剖をするため数年は遺骨が戻ってこないです。
もちろん、家族との同意も必要なのでよく考えて決断してください。


そういえば、家族葬と直葬ってどう違うんですか?

直葬は、通夜や葬式は行いません。
費用で比較すると、家族葬は内容によりますが30〜50万前後
直葬は安いプランで10〜30万前後が相場のようです。
一般的な葬式では、お香典、返礼品、料理などの関係上どうしても高くなってしまうので値段を抑えたい希望がある方が増えているようです。
よく家族で相談するのと、複数の会社で比較してみてください。



また寺院や霊園ではお墓を建てるにあたり、永代使用料が必要になります。
それも安い場合で約30万円、格式の高い寺院や一等地にある墓地などでは200万円以上というケースもあります。


葬儀代、お墓代も 合わせると約400万円かかるので、それを賄えるだけの生命保険の保障金額を決めた方が良いです。
そして、亡くなる時に考えて欲しいのが相続トラブルです。
次回は亡くなったあとのお金のトラブルとその対策についてお話します!


実は一番お金がない人が揉めるのが相続なんですよ!


亡くなった時のことなんてあんまり考えたくないし…