皆さん、こんにちは。
「投資を始めたい!」と思った時に最初に何の投資を思い浮かべますか?
そもそも、「投資を始めたい!」と思ったきっかけは何ですか?
増えない給与、気づいたら減っていく貯金。
このまま働き続けていくことや将来の生活を想像することってできますか?
そんな風に考えることになったら、どうにかして、今手元にある資金でお金を増やしたい、と思いますよね。
だから、よく耳にする株式投資やFXにチャレンジする人も少なくないと思います。
でも、それって本当に正しい方法なのでしょうか?
私自身は、多くのメディアを通じて「FXは怖いもの」と認識していました。
なので、株式投資が「お金を増やす方法」であり、それが唯一の方法だと思っていたのです。
しかし、一口に投資といっても種類は様々です。
「お金の増やし方をしっかりと学ぶ」ことで、自分に合った投資スタイルを選ぶことが、お金を増やす最短のルートです。
目の前にある投資スタイルだけを選択するのではなく、
数ある選択肢の中から自分に合った投資スタイルを見つけましょう!
まずは再確認!「投資」って何?
「投資」とは、将来的に資本を増やすために、今ある資本を投じる活動のことを言います。
もっと簡単に言うと、出した(払った)分のお金以上に返ってくることが投資になります。
投資初心者がおさえるべき投資の3スタイル
①一括型投資

「一括型投資」とは、一括型という名のとおり、まとまった資金を投資するスタイルです。
投資商品の種類だと、株や債券が該当します。
◎株とは?
会社が資金を集めるために、「株券」というのを発行します。人が、この株券を購入すると「株主」といって会社のオーナーのひとりになれるのです。企業の業績があがれば、配当金や優待券などでる会社もあります。
◎債権とは?
会社が資金を集めるために、「債権」というのを発行します。債権は株とは違い、会社のオーナーにはなれません。期間が決まっており、満期になると元本+利益で返してもらえます。
メリット
株の場合だと、会社の業績などに株価が影響するので、グンッとあがることもあれば、ほんの少しあがることもあります。多くの金額を投げた分、株価が少しでもあがれば利益となる幅がとても大きくなります。
債券の場合は、株とは違い、利率と期間が決まっているので、投げた分に関しては絶対に決まった利益を受け取ることができます。こちらも多くの金額を投げた分、利率が決まっているので、利益の幅が計算しやすいです。
デメリット
株の場合は、会社の業績の悪化や世界経済の影響などにより、株価が暴落することもあります。多く投げた場合は、その分マイナスの幅も大きくなります。
債権の場合は、期間が決まっているので、その間引き出しや受け取りなどというのはできません。急に自分に資金が必要になった時には困ります。
②積み立て型投資

「積み立て型投資」とは、毎月一定額を投資する、というスタイルになります。
投資商品の種類だと、投資信託や貯蓄型保険が該当します。
◎投資信託とは?
運用会社が投資家からあつめたお金をまとめて、国内外の株や国内外の債券、不動産になげ運用します。その運用結果で出た利益を分配するというものです。
◎貯蓄型保険とは?
名前のとおり、貯めるための保険です。一定額を毎月支払い、満期になると投げた分より増えているというタイプの保険です。
銀行に預ける定期預金も同じ積み立て型投資になります。
メリット
一括型とは違い、毎月コツコツと積み立てるので、多くの資金が必要ないところです。
デメリット
投資信託の場合は、証券会社にもよりますが、いろんな手数料がたくさんあるために運用成績が良くても、利益の幅が減ることがあります。
貯蓄型保険の場合は、満期まで引き下ろせないことと、そこまで増えないといのがあります。
③レバレッジ型投資

「レバレッジ型投資」とは、信用を担保とした投資スタイルになります。
レバレッジとはてこのことです。小さなおもりもてこの原理をつかうことで大きなおもりを動かすことができる、というところから来ています。
つまりここでは、自己資金が少なくても、大きな資金が動かせるという意味になります。
投資の種類でいうと、FXや不動産投資です。
◎FXとは?
「Foreign Exchange」と言った、外国通貨を売買することで、出た為替差益(利益)を目指すものです。お金の換金、と言ったほうがしっくりくるかもしれません。
日本円をドルに換えて、ドルから日本円に換えた時に出る差で利益を取るということです。
◎不動産投資とは?
自身がその土地や建物、または部屋を購入しそこのオーナーとなります。そこで発生した家賃を得ることで、長期的に収入をつくることができるものです。
メリット
FXの場合は、少しの資金を担保に大きな資金で取引できる仕組みとなっています。なので、為替差益(利益)を大きく生むことができます。
不動産投資の場合は、長期的に見たときに安定した収入を得ることができるのと、金額が大きい買い物なので、今多くの資金がなくてもローンを使い購入ができることです。
デメリット
FXの場合は、先が読めないことです。株もそうですが、外国通貨の取引なので、世界経済の状況によって大きく変わってきます。少ない資金を担保に大きな資金を動かしてる場合は、マイナスになった時に借金を負います。
不動産投資の場合は、空室リスクや自然災害によって倒壊した時に収入を得ることができなくなります。
確認してみよう!自分にぴったりの投資スタイル
下のチャートに沿って、やってみましょう!

積み立て型投資のあなた
積み立て型投資の良いところは、コツコツと毎月一定額を投資することです。
これは、安定した収入がなかったり、貯蓄額がそれほど大きくなくてもできる投資方法です。
投資する金額さえ、費用としてあれば問題がないので、多くの方にできる投資スタイルです。
一括型投資のあなた
ある程度の貯蓄を持っていれば、急に資金が必要になったときに困りません。
そのため、自分の投資できる許容範囲の資産を投資に回し、残りは手をつけないようにしましょう!
一括で投資に回す、ということはある程度の期間がたったらプラスで返ってくるようにするということです。
投資金額が大きければ大きいほど、返ってくる利益の幅も大きいのでおススメです。
レバレッジ型投資のあなた
会社に勤めている、というだけで社会的信用があります。
なので、その信用を担保として大きな投資資金を手に入れることができるのです。
一括型や積み立て型とは違い、期間が決まっていたり、
急に資金が必要になった時におろせない、と言ったことがないので
コツコツとお金を増やせる投資スタイルになります。
絶対にダメ!「知らない」ままの投資

さて、今まで投資の3スタイルについて解説してきましたが、忘れてはいけないことがあります。
それは、「知らないまま投資をすること」です。
私も「投資」といものを勉強するまでは、行動すればお金が勝手に増える、なんて甘い考えを持っていました。
投資には必ずリスクといものがつきます。
今回の3スタイルはどれも魅力的であり、自分に合うものが何か分かったからこそやってみたい!と思うでしょう。
しかし、そのメリット・デメリット・リスクをしっかりと把握したうえで行ってほしいと思います。
「学ぶ」から「実践」へ

一口に投資といっても種類は様々でしたね。
今回、自分に合った投資スタイルが見つかったと思います。
その自分に合ったスタイルを選ぶことが、お金を増やす最短のルートです。
合う投資スタイルを見つけたら、もっと勉強し実践していくことが重要です。
もっと学べる場がありますので、ぜひご活用ください!