【あなたの生命保険はかけすぎ!?】亡くなる時に必要なお金の実態
初めまして。
看護師でお金の守り方を教えるマネースクール講師もしている
阿部奈々子です。
日本人の9割が加入している保険。このブログを読まれている方も生命保険に
加入しているのではないでしょうか?
私から1つ質問です。その生命保険、かけすぎではないですか?
正しく見直さないと人生で約1400万円損してしまいます!
今回のブログは、日本人が加入している生命保険の現状、国の保障、新しい形である収入保障保険について説明していきます。

このブログはFP事務所を舞台に、
3人のキャラクターがメインとなって、
お金や経済の知識を易しく解説します。

左✩吉永所長… 真面目で腕利きのFP事務所所長
中☆夏美さん…新人FP。明るく元気でちょっと天然
右☆三好さん…ごく普通のサラリーマン。妻子持ち(娘4歳)
part1 生命保険料の適正価格は?



三好さん、どうされたんですか?

最近事故とか物騒な事件が多いから、もし自分が突然死んでしまっても残された家族が困らないよう、お金を残したいんだ!
でも終身保険っていっぱいあるし、保険料が高いし、生活がキツイし、どれを選べば良いかわかんないんだよ


そもそも日本人は生命保険をかけ過ぎなのご存知ですか?
生命保険料総額では、世界1位がアメリカ、
2位が日本、3位がイギリスですが、
死亡保険、がん保険、医療保険のような
保障系の生命保険は日本以外ではほぼ売れてないので
実質的には、
日本が世界トップの
保障保険大国なんです!

なんでそんなに日本人は生命保険かけ過ぎなんですか?

①バブル時代、経済的余裕ができて保険に入ることができた。
②日本には中間所得者が多く、その人達が入り始めると、周りも「自分も入らないと」と思った。
③保険を売る人からの情報を鵜呑みにして、勧められるがまま加入している。








三好さん、保険料の平均額ってご存じですか?
年間平均保険料のデータには男性が24.1万円、女性が18.2万円払っているとあります。これは月払いにすると、男性が約2万円、女性が1万5000円払っている計算です。
この数字には、個人年金の保険料も含まれてはいますが、それ以外にも医療保険、学資保険など複数の保険に加入している人が多い証拠です。






また保険の組み方で一生涯払う金額が約1400万円損する場合もあります!
保険セールスの言うことを鵜呑みにせず、プロのFPに相談してみるのがオススメです。

じゃあ、一体いくらくらいが適正なんですか?


遺族の支出は、現在の支出をベースに考え、
現在の生活費用から大黒柱が亡くなった後は不要になる費用を引きます。




遺族に対する国の社会保障が手厚いので、遺族年金に母子手当も合わせると約20万円近くもらえます。

遺族年金などを受け取り、奥様が働けば、かなりの収入が見込めます。


必要保障額は2,400万円(月々10万円×12か月×20年)となります。









恥ずかしながら、遺族年金なんて知らなかったです。日本は残された家族に手厚い国なんですね!

