前回は、多くの日本人が貯金をできず、将来的に約9割の日本人が「下流老人」になってしまう可能性をお伝えしました。
今回は、私たちが下流老人になってしまう可能性があるその理由についてお話していきます。
「私は下流老人にならない♪」と安心している方も、是非ご一読ください。
シリーズを最初から読みたい方はコチラ
あなたはいくつあてはまる?時期下流老人度チェック


☑現在充分な貯蓄がない、できていない
☑浪費家である、散財してしまう自覚がある
☑収入が著しく少ない(年収300万円以下)
☑家計簿をつけず、支出の管理ができていない
☑パート・アルバイト・派遣社員・契約社員などの非正規雇用である
☑独身の一人暮らしであり結婚予定もない
☑収入は少なくないが、今の生活が特に苦しくないので「将来、なんとかなる」と危機感を持っていない
☑貯金はしているが、銀行預金のみ





内閣府の“平成22年版男女共同参画白書”によれば、65歳以上の貧困率は22.0%と言われています。
さらに、単身高齢男性のみの世帯では38.3%、単身高齢女性のみの世帯では、52.3%です。
現在すでに約600万人が一人暮らしをしており、うち半数近くはこのように生活保護レベルの暮らしをしているのが現状なんです。


更に深刻なのは、下流老人の問題は、現役で働く私たちの世代も、対策をしなければ今の年収に関係なく将来的に下流老人化する可能性が高いということなんです。


実際に現在の年収が400万円程度だと、老後にもらえる年金額は月20万円を下回ると言われています。
非正規雇用が拡大し続けているなかで、それ以下の年収であれば、年金支給額も更に下回っていくでしょう。
少ない年金支給額で、家賃や光熱費だけでなく、高齢になると病気など予期せぬ出費も賄わなくてはいけません。
実際に、現役時代に年収1000万円あった人が、下流老人となったケースも多くあります。
今の年収に安心せず、早い段階から危機感を持って対策をしなければ下流老人になってしまうでしょう。
必ず知るべき「日本人のお財布事情」



その理由はたくさんありますが・・・1つは日本は借金大国だからです。
日本の借金額は約1024兆円。国民一人に換算すると806万円になります。

簡単に言うと、日本はその借金の返済に追われてしまっているので、私たちの将来の年金に充てる財源がないんですね。
年金受給額が減ることはあっても、増えることはないと言ってもいいでしょう。
更に、日本の収入は税金のみで、収入よりも借金の額が大きいんです。
まさに、日本の経済状況を家計でたとえると、火の車状態です

じゃあ、やっぱり貯金をしなければいけないんだ!!!!

私は、しっかり自分で毎月銀行に定期預金してるから安心です♪
そんなに大きい額ではないですが、しっかり貯金はしていま・・・




銀行預金してるからといって、次期下流老人を脱却できません!
そもそも老後に必要な資金がいくらか知っていますか?
そのために月々いくら貯金すればいいのかを知っていますか?

