今年2017年のボジョレー・ヌーヴォー解禁日は、11月16日。
ちょうど1週間後です♪
そこで、今日は解禁日前に知っておきたい「ワイン投資」についてお話しします。
ワインを今よりもっと、美味しくいただくための秘密を是非知ってくださいね。

このブログではFP事務所を舞台に、
3人のキャラクターがお金や
経済知識を易しく解説します。

左✩吉永所長…真面目で腕利きのFP事務所所長
中☆涼子さん…最近金融を学び始めた新婚さん
右✩夏美ちゃん…新米FP。明るく元気でちょっと天然
もうすぐボジョレー・ヌーヴォー解禁日




今月16日にボジョレーヌーヴォーが解禁されるのよ!
しかも、今年は日照量に恵まれ降雨量も理想的な環境で仕上がったそうなの!
ボジョレーのスペシャリスト、アンリ・フェッシも「本当に有望なヴィンテージ!美しい凝縮度と豊かな香りを備えた秀逸な仕上がりになることが期待される。」と太鼓判を押すほどなの♥
ワイン好きとしては、今から飲むのが待ちきれなくて!


今はコンビニとかでもボジョレーボジョレー騒いでるから、
毎年盛り上がってるなあと思っていました。


ワインを飲むお金があったら貯金しちゃいます♪

ヨーロッパでは「ワイン投資」はお金持ちのたしなみですからね。

なんですかそのおしゃれな投資は!?

ワイン好きの私はちゃんと押さえてあるわよ♥

教えてください~


ワイン投資最大の魅力とは?「ワインは2ケース買え」

ワインへの投資は、欧米の富裕層の間では古くから行われてきていたの。
これは、ワインの特徴がよくわかっていれば単純な話なんだけど、
その特徴とは何だと思う?


ワイン投資の最大の魅力、それは高級ワインの毎年の生産量に上限があるため消費量が増えること。
そして、供給が減れば自然と希少性が高まること。
つまり、熟成されるほど価値が上がる!!
これが魅力なのよ♥

確かに投資っぽい!

ワインは、天候の影響を大きく受けるぶどうの出来によって、毎年価値が大きく変わります。


どれくらい変わるものなんですか?

2015年のぶどうの出来はよく、2016年はさらに20%ほど値上がりしました。
出来の良かったワインの消費量が増えるほど、希少性は高くなり、必然的に値が高騰します。


1ケース6本入りの高級ワインを2ケース購入するというのが習わし。
1ケースは自分で飲み、1ケースは保管しておいて、値上がりすれば売るか、子どもに相続してきたという歴史があるほどなんです。
ワイン投資に向いている人は我慢強い人!?

よ~し、早速ワインを購入だ~



なんでそんなこと言うんですか!
どうして私には向かないのか、説明してくださいよ〜(泣)

5年、いや10年かけてワインが熟成するのを待ちながら、価格が上がっていくのを待つのです。
ですから、夏美ちゃんのように目先の利益にとらわれているようでは、少し難しいかと。

確かに、私の場合、熟成したワインの栓を5〜10年も閉じておくなんて無理かも。



さすがにスーパーで売ってるのはダメですよね?

じゃあ次は「どんなワインが投資に向いているのか?」を見ていきましょう♥
ワイン投資に向く銘柄とは?

ネットオークションで買うとして、いくつかある商品の中で何を判断基準にして買う?


実はワイン投資をする上で重要なのは、
「どの銘柄をどのお店で買うか」なの。
これはワイン投資の世界では有名な話で、
フランス・ボルドー地区の5大シャトーの銘柄、高級赤ワインで決まりよ。

どうしてそこがいいんですか?

- シャトー・ラフィット・ロスシルド
- シャトー・マルゴー
- シャトー・ラトゥール
- シャトー・オー・ブリオン
- シャトー・ムートン・ロスシルド
この5つのシャトーが醸造した赤ワインは世界的に需要があるの。
もちろん、これ以外にも、スーパーセカンドと呼ばれるフランス各地の銘柄や、ブルゴーニュ、シャンパーニュなども需要があるわ。

※「ボルドー五大シャトー」とは、1855年のパリ万国博覧会において、フランスのボルドー・メドック地区の格付けで“第一級”の称号を与えられた4つのシャトー(醸造所)と、1973年に昇格になったシャトー・ムートン・ロスシルド、これら5つの世界トップクラス・シャトーのことを指します。(引用元:アサヒ)

きっとここで作られるワインはめちゃめちゃ美味しいんでしょうね!

また、5大シャトーを選ぶ理由はそのブランド力から、株に例えれば大型安定株と言われることにあるでしょう。
大きく値崩れすることもなく、時間をかけて上がっていく傾向にあります。


スーパーセカンドともなれば、6〜7万円から購入できるし、
サラリーマンやOLの方でも手が出しやすいわよ。
ワイン投資の実践編:どうやってセリに出すの?

だけど、だけど・・・もし手元にワインがあったら、私やっぱり飲んじゃいそうです!!
それに、いざ売りに出すとき、どうしていいかわからないです。
どうしたら良いでしょうか、涼子さん!

イギリスには、個人投資家向けにワイン商がいくつかあるんだけど、
そこにはネットで購入したワインをそのまま保管してくれるサービスがあるの。
例えば、英国最古のワイン商ベリー・ブラザーズ&ラッドはその一つ。
ここで投資ワインを購入すると、英国本社のホームページ上で個人アカウントが設定され、購入価格と現在の価格が表示されるわ。
ここは世界中の顧客が売買できるオークションサイトを運営しているから、必要な時にすぐにそのまま売りに出すこともできるの♥


あと気になるのが、売りに出すタイミング!
「今が売り時」ってどうしたら分かるんですか?
売り時は「Line ex Fine Wine 100」指標を参考にしよう!

- 先物買い…2〜3年後にできるワインに投資する方法
- 現物買い…瓶詰めされたワインへ投資する方法
ワイン投資には、投資向きワイン100銘柄の取引価格を指数化した「Fine Wine 100 – Liv-ex」 という指数があります。
これを見て、「今、何を買うのか」「何を売りに出すのか」を決めるんですよ。



今年はボジョレーを飲みながらワイン投資なんて、貴族気分になれるかもしれないわね♥
今日のまとめ
では、今日のまとめです。
ポイントは5つ。
- ワイン投資は、長期投資が基本!
- ワインの熟成とともに5〜10年の長期視点で価格が上がるのを待とう!
- 世界的に需要がある銘柄は、フランスボルドー地区の5大シャトーの高級赤ワイン。
- サラリーマンやOLでも始められやすい価格から投資ができ、英国のオークションサイトでは購入から保管、売りに出すまでサポートしてくれるサービスもある。
- 投資向きワイン100銘柄の取引価格を指数化した「Fine Wine 100 – Liv-ex」 を参考に売買タイミングを判断しよう。
今日も、お金の秘密辞典をお読みいただき、ありがとうございました。

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