【あなたの生命保険はかけすぎ!?】亡くなる時に必要なお金の実態
前回のブログでは日本人が加入しているほとんどが生命保険をかけすぎている
現状についてお伝えしました。
かけすぎてしまうと約1400万円人生で損してしまうので注意ですよ!
今回のブログでは死亡時に国からもらえる手当(遺族年金、葬祭費、埋葬費)についてお伝えします。
国からの手当なので必見です!

このブログはFP事務所を舞台に、
3人のキャラクターがメインとなって、
お金や経済の知識を易しく解説します。

左✩吉永所長… 真面目で腕利きのFP事務所所長
中☆夏美さん…新人FP。明るく元気でちょっと天然
右☆三好さん…ごく普通のサラリーマン。妻子持ち(娘4歳)
part1 【あなたの生命保険はかけすぎ!?】亡くなる時に必要なお金の実態
part2 【死後にもらえるお金はこんなにある】遺族年金&葬祭費&埋葬費とは


遺族年金は、大黒柱を失った遺族が路頭に迷わないように設計され1986年から施行されている制度です。


まず、前提として、全ての日本国民は国民年金に加入しています。




子供がいない配偶者、18歳以上の子供には支給されないので要注意です


<子のある妻の場合(平成28年度)>
子供 1人 |
780,100円+224,500円 =1,004,600円 |
子供 2人 |
780,100円+(224,500円×2) =1,229,100円 |
子供 3人 |
780,100円+(224,500円×2+74,800※) =1,303,900円 |
<子のみの場合(平成28年度)>
子供 1人 |
780,100円 |
子供 2人 |
780,100円+224,500円 =1,004,600円 |
子供 3人 |
780,100円+(224,500円×2) =1,229,100円 |
子供 4人 |
780,100円+(224,500円×2+74,800※) =1,303,900円 |
※1人増えるごとに「74,800円」を加算します。




死亡日の前々月までに保険料納付済期間が国民年金加入期間の3分の2以上ないといけません!
なので、去年までフリーターで国民年金をずっと滞納していたが、今年から会社員になって亡くなった場合は国民年金の滞納により遺族厚生年金はもらえません










いずれにしても自分がどの年金を将来もらえるのか、どのくらいもらえるのかを確認することが大切です。

でも、欲をいえばもっと欲しいなぁ…

生命保険の保険金は 忘れずに、生命保険会社に電話して請求して下さいね。
請求しないと何ももらえませんよ~

なんと、国から葬祭費と埋葬費が出るんです


葬祭費と埋葬費の請求の仕方は下の通りです。
【葬祭費】

【埋葬費】


基本的には、国や自治体は教えない傾向にはあるので要注意です。


損をしたくなければ調べたりプロに相談するのが必要です。
葬祭費は葬儀を行った翌日から2年以内、埋葬費は死亡日の翌日から2年以内に申請しないといけないので注意して下さい。


でも、三好さんの年にもなるとそろそろ自分が喪主になることを考えておかないといけなくないですか?


男性より女性が喪主になる傾向があります。
高齢化社会だと亡くなる方は80歳前後なんですね。



それは60歳代が喪主になるわけだ。


引用元;喪主の属性




