前回まで、「ユニークな休暇制度」や
「ユニークな社内制度」をご紹介してきましたが、
実はこのユニークな会社制度には
1つの共通点があります!
それが今回のテーマである、
ダイバーシティ。
「ダイバーシティ?何それ?」と
思う方も多いでしょう。
しかし、実はあなたの身近でも
着々と浸透しつつあるのです!!
是非今回「ダイバーシティ」を学んでみてくださいね♪
このブログはFP事務所を舞台に、
3人のキャラクターがお金や
経済の知識を易しく解説します。
左✩吉永所長… 真面目で腕利きのFP事務所所長
中✩夏美ちゃん…新米FP。明るく元気でちょっと天然 左
右☆三好さん…ごく普通のサラリーマン。妻子持ち(娘4歳)



ダイバーシティとは何か?企業や職場の具体的事例を踏まえて


僕が受け入れ担当になって、
彼女の面倒を見ているんですが、
中国語が母国語とあり社内では引っ張りだこ。勤務態度も良いし、成績も優秀です。
企業としても僕個人としても大変助かっているんですよ。


所長、これダイバーシティと何か関係あるんですか?

「Diversity&Inclusion」を省略したものであり、この意味は「多様性の受容」です。


まず「多様性」は、2つに分類できます。
「属性」の違いと「働く条件」の違いです。
◆「属性」の違い
◎ジェンダー(性別)の違い
「男性」⇔「女性」
◎身体状況の違い
「健常者」⇔「身体障害者」
◎人種・国籍・民族・宗教の違い
◎世代の違い
「高齢者」⇔「若年者」
◆「働く条件」の違い
- 働き方の多様性(在宅勤務、短時間勤務、フレックスタイム、育児休業・介護休業の取得など)
- 雇用形態の多様性(正社員、契約社員、派遣社員、アルバイト・パート社員、再雇用制度など)
- 働く場所の多様性(在宅、地域限定社員、転勤前提の正社員など)
(引用 日本の人事部)


今や日本を代表するトヨタですら、在宅勤務を推進しているというニュースを昨年見ましたね。

(抜粋 日本経済新聞2016年6月9日)

港区にある株式会社フューチャーイノベーションでは、スタッフが成果を出しやすい環境を整えるため、「全スタッフ13時~18時の5時間勤務」を導入しています。
また、大阪にある水産加工会社の「パプアニューギニア海産」は、『働きたいときに会社に来ればいい、休むときも連絡しなくていい』というフリースケジュール制です。

ものすごく羨ましい…
日本でも「働く条件」の多様性という考え方が広がりつつある、そういうことですね。



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