
【円の価値が暴落する?】

いつということは正確には言えませんが、それが起きた時は一気に来るというこ
とは言えます。それは、「円」を誰も信用しなくなった時です。 そもそも「円」という通貨は、信用の上だけに成り立った幻に過ぎません。
金本位制の時のような担保はありませんから、「円」に価値はない、と皆が思った瞬間
に、「円」は暴落することになるでしょう。 円の信用崩壊が起きるケースは、皆が一斉に「円」を外貨に交換(エクスチェンジ)する
時に、起きると考えられます。 もちろん、相対的に信用に耐えうる外貨があるという前提となりますから、
世界的に全ての通貨が同時に信用を失う時にはエクスチェンジによって起きるということにはなりません。 日本独自の要因で起きる場合です。 実際、将来を見据えて考えることが出来る人は既に、計画的に外貨を購入し保有しています。
まだ全体としては数パーセントの世界でしょうが、徐々に増え続けていることは統計的にもわかります。 これが徐々に起きているだけなので円安は起きていませんが、一気に外貨へ国民が走った時には、一気に円は暴落することになるでしょう。 ですから、転ばぬ先の杖ではありませんが、まだ「円」が信用されているうちに外貨を保有しておくということが重要なのです。
【日本が破たんする?】

ロシアにしてもアルゼンチンにしても、最近ではアイスランドが破綻しましたね。 この時に破綻国家の通貨しか持たなかった場合は悲惨なことが起こります。 現在のジンバブエのように、毎日スーパーの値札が張り替えられるくらい物価上昇するのです。 自国通貨が暴落するため、ハイパーインフレは避けられないわけです。 それまで100円で買えていたパンが、一気に1万円、10万円となるのです。 あのソ連が崩壊したときは、1000倍にも5000倍にも物価が上昇したと言われています。 ですからまだ日本が生きているうちに、金融が安定し格付けも高い信用のある海外銀行に資産を移動させる人が増えてきたのです。
最近では、元金融担当大臣の竹中平蔵氏も、キャッシュフライト(お金が海外に飛ぶ)が進み、危険な日本から海外にどんどんお金が逃げている、とはっきりテレビでお話されるようになりました。 このような日本経済を背景に、この10年間で資産家を始めとするお金持ちからキャッシュフライトするようになり、最近では一般の方たちにもその考えが広まりつつあるのです。 この二つの記事… 貴方はどちらの記事に共感を得ますか? 明日は、このどちらの記事とも違う別の観点から海外口座を開く必要性をお伝えしていきます。