前回のお話はこちら
【カード会社はなぜリボ払いを勧めてくるの?隠された裏側を徹底解明】
【カード会社はなぜリボ払いを勧めてくるの?隠された裏側を徹底解明】
みなさん、こんにちは!
前回は「リボ払い」をテーマに、
【なぜクレジットカード会社があの手この手でリボ払いを勧めてくるのか?】
についてお話しましたが、
お読みいただけましたか?
ポイントアップや豪華プレゼント、
キャッシュバックなど
様々な特典をつけ、
派手な販促を行っている裏側には
リボ払いによる
「金利手数料を増やしたい」
というクレジットカード会社の思惑が
隠れていましたね。

そこで、今日は、
リボ払いを利用すると、実際どれくらい手数料がかかるの?
という疑問を具体的な数字を用いて
紐解いていきます!
意外と知られていないリボ払いの恐ろしい仕組みについてもお話するので
是非チェックしてくださいね♪
リボ払いってどんなもの?

「リボ払い」とは「リボルビング払い」の略称です。
リボ、もしくはフレックス払いと呼ばれることもあり、クレジットカードやローンにおける返済方式のひとつです。

リボ払いは、“何回払い”というように返済回数を決めて支払うのではなく、
利用額に関わらず一定額を毎月支払っていく返済方式のことをいいます。

また一言にリボ払いと言っても、
実はいくつか種類があり、
毎月支払う「一定額」は
その種類によって全く異なります。

「えっ?!こんなにあるの⁈」
と続きを読むのをやめたくなった方。
安心してください💛
実はそんなに難しくはないのです♪
押さえておきたいポイントは
たったの3つ
①「元利」と「元金」
②「定額」と「定率」
③「残高スライド」
②「定額」と「定率」
③「残高スライド」
分かりやすいように図を見ながら、
一緒のチェックしていきましょう♪
1.「元利」と「元金」の違いとは?

まず初めに押さえておきたいのは
「元利」と「元金」の違いです。
「元利」は、毎月の返済額に利息を含む方式
「元金」は、毎月の支払額に加えて利息を支払う方式です。
例えば、毎月の返済額が1万円だとすると…
「元利」は返済する元金+利息の合計が1万円となり、
1万円から利息分を差し引いた額が返済にあてられるのに対し、
「元金」は、1万円+利息分を返済し、1万円分の元金が減ります。

返済額が同じ場合で比べてみると、
『元金』のほうが早く元金を減らすことができますね♪
では、次に「定額」と「定率」の
違いをみていきましょう。
「定額」と「定率」の違いとは?

まず「定額」と「定率」の違いをみていく上で、注目したいポイントは返済額です。
「定額」は毎月の支払い金額が決まっているのに対し、
「定率」は、金額は決まっておらず、残高に対して毎月〇%ずつ返済する
というように割合(率)が決まっています。
つまり、定額の場合は残高がいくらであっても支払う金額は一定なのです。
例えば、毎月の返済額を2万円と決めたらずっと2万円のまま。
一方、定率の場合は、残高に対する割合が一定なので
例えば、残高に対して毎月5%ずつ返済をするとしたとき
残高30万円の時の支払額は30万円の5%で15,000円
残高15万円の時の支払額は15万円の5%で7,500円
残高15万円の時の支払額は15万円の5%で7,500円
というように、残高に合わせて返済額が変わります。

では、3つ目のポイント
「残高スライド」にいってみましょう!
「残高スライド」とは
「残高スライド」は、残高に対して
返済額が段階的に変わっていく(スライドする)仕組みです。
定額の場合は金額が、
定率の場合は割合がスライドします。

このように図でみると、
段階的に返済額がスライドするという
意味がよく分かりますね!
さて、ここまで3つのポイントを見てきましたが、いかがでしょう?
1つ1つ見ていくと意外と簡単ですよね♪
リボ払いの毎月の支払額はこれらの組み合わせによって決まっているのです。
えっ!?利息だけで〇万円!?具体的に計算してみよう
今回は【基礎編】として、
1つ目のポイント
「元利」と「元金」
2つ目のポイント
「定額」と「定率」の
掛け合わせに絞って計算していきます!

「元利」と「元金」/
「定額」と「定率」
よく似ているので「あれ?どっちがどっちだっけ?」となった時は
こちらの表で思い出してくださいね♪

では、それぞれの違いを比較しやすいように共通の条件を決めて計算してみましょう。
≪前提条件≫
利用金額:50万円 / 金利:年率15%
「定額」方式:返済額5万円
「定率」方式:返済額 残高に対して10%
※「定率」方式は60回目の支払いで繰上げ返済をおこないます。
上記の条件で、それぞれ計算した結果はこちら!
比較しやすいように「支払い回数」「支払い額」「利息合計」をまとめました。

いかがでしょう?
比較的利息が少ないものでも
約3万4,000円…
多いものだと、なんと!
利息の支払いだけで約7万円!
これは衝撃ですよね!
前提条件は同じなのに、
なぜこんなにも違いが生まれるのか?
1つ目の理由は
元金の減るスピードにあります。
リボ払いの利息は借入残高に対してかかってくるので、
元金を早く減らせば減らすほど、
早く支払いを終えることができます。
そしてもう一つのポイントは
支払い期間です。
では、支払い期間がどのように影響してくるのか?
上の表で最も利息の少なかった「元金定額」に注目して計算してみましょう。
利息30万円!?安心の裏にあるリボ払いの落とし穴!
先程の例は、毎月の返済額を5万円と設定していましたが、
実際のところ、毎月5万円を返済し続けるとなると生活が圧迫されて
ちょっときつかったりしますよね。
そこで、利用金額:50万円 /
金利:年率15%
という前提条件はそのままで、
返済額を3万円、1万円、5000円に
設定して違いをみてみましょう!
今回は返済シミュレーターを使用します!
こちらは条件を入力するだけで、とても簡単に計算できるので、
こちらは条件を入力するだけで、とても簡単に計算できるので、
みなさんも興味があったら使ってみてくださいね♪
気になる結果はこちら!!!

なんと!
50万円のお買い物だったはずが、
毎月の返済額を5000円に設定したところ
総支払い額が約81万6000円にまで膨れあがっているではないですか!
毎月の返済を3万円にした場合の利息が
約55,000円なのに対し、
毎月の返済を5000円した場合の利息は
約6倍の316,000円!
ここにリボ払いの本当の怖さがあるのです。

リボ払いのメリットは「毎月の返済額が一定」であるところと言われますが、実はこれが大きなデメリットでもあるのです!
クレジットカード会社は広告などで
『リボ払いは、重ねてご利用いただいても毎月のお支払い額は一定なので、
『リボ払いは、重ねてご利用いただいても毎月のお支払い額は一定なので、
お客様のペースでご返済いただけ安心です。』
とリボ払いを勧めてきます。
しかし、利用金額が増えても毎月の返済額は変わらないということは、
裏を返せばその分、返済期間が長引き、利息がかさむということでもあるのです!
返済期間が長びくほど、支払う利息の額も大きくなっていくので、注意が必要です。

万が一、リボ払いを利用せざるを得ない場合は、現在の利用残高、完済までの期間、利息総額を常に把握しておくようにしましょう。
また、リボ払いなら返済の途中で
「繰上げ返済」をすることができます。
「繰上げ返済」とは、毎月の決められた返済額にプラスして借入の一部を返済することを言いますが、
この繰上げ返済の分は、全て元金返済にあてられるので、
返済期間も利息も圧縮することができる優れものなのです!!!
ここだけはぜひ、覚えておいてくださいね♡

さて、3回に渡り、私たちの生活にとって身近なクレジットカードの話題をお届けしましたが、いかがでしたか?
今回のテーマは、「分割払い」と「リボ払い」の違いってなんだろう?
というちょっとした疑問から生まれたものでした。
そして調べていく中で感じたのは、
私たちの身のまわりには、
「知って得すること」や「知らずに損してしまうこと」が溢れているということ。
みなさんも、身近なところでちょっとした疑問を見つけたら、
ぜひ目を向けてみてくださいね💛
では、また次回お会いしましょう♪

・収入はあるのになぜかお金が貯まらない…
・上手に余剰資金を生みだすコツが知りたい!
・浮いたお金で資産をつくって豊かな生活を手に入れたい!
そんなあなたはセミナーがおすすめです♪
こちらの記事を読んでいただいた方に
セミナー割引クーポンをプレゼント★
セミナー割引クーポンをプレゼント★
≪クーポンはこちら≫
0402
≪セミナー申し込みはこちら≫
https://goo.gl/forms/sfZhncAEUYocFHL93
こちらは誰でも申し込み時に
この≪0402≫を入力するだけで
参加費が1000円オフになります。
●友人からの特別招待枠とブログクーポンの併用はできません