昨日は、自転車操業詐欺などの事例をあげました。
現在の日本の金融の現状は
■詐欺がかなり多く■
美味しそうな投資を聞いても注意をした方がいいという内容でした。
しかし、投資をしない方がいいということではなく
あくまで資産をうまく運用していくことを奨励しています。
その上で、リスクをしっかりと把握した上で
■リスク分散■
をして投資をすることが大切であると筆者は考えます。
今日からは投資の中でも
■一風変わったもの■
■出来る時期が限られた■
時期的なものを紹介していきたいと思います。
【本物と詐欺の違い】
昨日に続き、まずは詐欺の話になりますから…
皆さんは
事業ファンド
というのをご存じでしょうか?
事業ファクタリングとは、利益が既に見込めるものに対してファンド化したものです。
事業ファンドももちろん利益が見込めるからファンドするのですが
利益が見込める事実(fact)があるというところから事業ファクタリングといいます。
しかし、儲かりそうに見えて
実際、詐欺がかなり多い投資の一つです。
フィリピンのエビの養殖が儲かる!
・・・そんな養殖場は存在しなかった
アービトラージが儲かる!
・・・自転車操業で会社が破綻
そんな詐欺が多い、事業ファンドですが、
事業ファンドの中で、あまり出回らないながらも
利益を出しやすい投資が「事業ファクタリング」です。
例えば…
素晴らしい価値のある商品を開発した会社があったとして、
その商品をテスト販売したところ、各社が興味を示してかなりの需要が来たとします。
その需要が8億円だとして、生産などに2億円くらいかかるとした時に
開発会社がその資金を調達するために、ファンド会社に依頼をしてファンド化する。
生産2億
需要が8億
なので、利益が2億確定しますので
それを開発会社とファンド会社で利益を分ける。
ファンド会社はファンド化する時点で投資家から集める資金と配当できる額がほとんどわかっているので、投資家も安心して投資が行える。
【銀行の融資は?】
銀行で融資をしてもらえば・・・?
と思われるかもしれませんが、日本の銀行の融資制度は過去の実績や現在の資産しか担保として計算されないため、未来の利益に対する担保価値は0円とみなされます。
更に、この事業ファクタリングは、時期的なもの多いです。
上の事例でも、わかるように需要というのは期日が設定されています。
当然ですが、「いつまでにどれだけの品をください」というのが受注ですので。
このような期間限定の投資の情報が手に入り、その期間に投資を行うことができれば資産を増やしやすいかもしれません。
期間が限られている分
かなり利益が見込みやすい事業ファンドのことを事業ファクタリングと呼びます。
【こんなモノが投資に!?】
実は皆さんの周りで売られている商品もこのような事業ファクタリングで世に出ている可能性があるのです。
この形態は、商品の開発会社や開発者に生産する資金力がないことからファンド化の話になることが多いです。
皆さん、何度かニュースで聞いたことがありませんか?
主婦が発明して特許を取り、大ヒットしているアイデア商品・・・
このような商品が生産される工程でファンド会社が入っているケースは少なくありません。
もしかしたら、皆さんのアイデアもファンドになっちゃうかもしれませんね♪
本日は事業ファンドの中でも、利益が見込みやすい事業ファクタリングというものがあるということを書きました。
明日は、そんな事業ファクタリングの実例を見ていきたいと思います。