前回はマイクロファイナンスの代名詞とも言えるグラミン銀行についてお話ししました。
マイクロファイナンスシリーズラストは、シャドウバンキングについて迫ります!
シャドーバンキングはマイクロファイナンスとは何が違うのでしょうか?
▼前回までの記事はこちら▼
https://money-secret.thousand-ventures.jp/10915
https://money-secret.thousand-ventures.jp/11061
シャドーバンキングとマイクロファイナンスの違いとは




この前最後に聞いた、シャドーバンキングも貧困層向けなんですよね?




では今回は【シャドーバンキングとは何か】をマイクロファイナンスと比べながらお話ししていきますね。



そのギャップを埋める役割を担っているのが、マイクロファイナンスなんです。


それがシャドーバンキングと呼ばれるものです。



マイクロファイナンスはどんな機関がお金を貸してましたか?






良かった~。ローン地獄を想像してしまいました。


庶民向けの融資はハイリスクハイリターンになるため、銀行が直接行うのは避けるんですね。
そこで子会社を設立し、融資を行う形が確立されました。









これは全世界の銀行資産の3分の2に相当すると言われています。


年間利息20%は高くない!? その秘密は【実質金利】




グラミン銀行やインドのICICI銀行のマイクロファイナンスでは、利息は年率20%ほどとされています。
この金利だけを見れば、批判する人が出てくるのも無理ないと思います


実は、この批判には大事な点が抜け落ちています。
それが「実質金利」という金利の隠れた一面なんです。



例えば、月収30万円の人が50万円の借金をすれば、返済には最低でも2ヶ月分の給与が必要なので、負担は軽くありません。
しかし世の中が物価が2倍になるインフレが進んで、この人の給与も2倍になれば、月収は60万円になります。これなら50万円というローン返済額が、1ヶ月分の給与内で収まりますから、返済はずいぶんと楽になります。





ちなみに、実質金利は以下のように計算します↓
名目金利ーインフレ率
=実質金利
金利を比較するならば、日本の大手銀行カードローンの金利は5~14%、消費者金融だと15~20%位で表記されています。
下限の金利で借りられる人はほとんどいないので、実質は上限ギリギリの数字(14%や20%)で借りています。
しかも日本はデフレですから、実際の金利負担は1~2%分増えることになります。
つまりマイクロファイナンスの実質金利負担は、日本の消費者金融は無論、大手銀行のカードローンよりも安い位になるのです。


会社員なら、インフレが給与に反映されるまでタイムラグが大きいですが、個人の商売は自分で値段が決めれるので、物価上昇を即時反映して商売が行えます。
つまりサラリーマンとして企業に努めている人よりも、道端で露天商を営んでいるマイクロファイナンスの借り手の方が、インフレ耐性が強く、ローンの返済に有利なのです。


発展途上国以外にも広がるマイクロファイナンス



しかし実際には、先進国でも数多くのマイクロファイナンス機関が活動をして、先進国の貧困層の人達も助けています。





これらは完全な営利ビジネスなので、マイクロファイナンスとは趣旨が異なることを覚えておいてください。
また同じ無担保融資でも、消費者金融は無慈悲に返済金を取り立てるだけです。








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