みなさんは夫婦のお財布をどうしていますか?
かつては、別々に管理していたお財布が、結婚後に夫婦一緒になるのが一般的でした。
かつては、別々に管理していたお財布が、結婚後に夫婦一緒になるのが一般的でした。
しかし最近では、女性の社会進出の増加から、夫婦共に収入がある家庭も多いですよね!
そのため、結婚をしてもお財布が別という夫婦も多いんだとか!
長い結婚生活、老後までを共に過ごすのだから、
お金のことは最初からきちんとしておきたいですよね。
夫婦のあり方がそれぞれのように、お財布事情も夫婦によって違うもの。
「みんなどうやって管理しているのかな?」なんて気になっても、
お金の話って友達にも聞きづらかったりしますよね。
そこで、今回はイマドキ夫婦のお財布事情に迫ります!
独身の人もぜひ将来のヒントに♪
独身の人もぜひ将来のヒントに♪

予想通り?それとも意外?? “財布は一緒”が多数派!
結婚後のお金の管理について、既婚男女600名を対象としたアンケートがあります。

(出典元 アニヴェルセル株式会社)
この結果を見て、あなたはどう思いますか?
筆者は正直、意外でした。
結婚後にお財布を一緒にしてどちらかが管理するというスタイルの方が
多数派ではありますが、別財布制の世帯が4割近くもいることに驚いたのです。
共働き世帯が増えるなか、家計管理のルールも実に様々ですが、
まずは家計管理のパターンには、どんなものがあるのかを見ていきましょう。
お小遣い制?先渡し制?お財布のひもを握るのはどっち!?

(出典:「SUUMO結婚生活調査」より)
お財布を一緒にして
妻、もしくは夫が管理する『お財布一緒』派の割合は70.3%ですが、
どちらが管理しているのか注目すると、やはり“妻が家計管理”している世帯が多いですね。
妻が主に家計管理をしている世帯からは、
「妻のほうが細かなお金の管理が得意」だったり、
「夫の無駄遣い防止」だったり、
という声が多く聞かれます。
また、夫の意見として「自分は残業も多く管理する暇がない。
平日に銀行にも行けないので管理はすべて妻に任せる。」といったような、
妻が担当したほうが便利なことが理由な世帯も多いです。
一方、夫が主に家計管理をしている世帯を見ると
「夫の方が数字につよい」、「お金に関してはしっかりしている」など
妻担当の世帯同様、得意なほうが管理している様子が分かります。
また、夫が管理する世帯は
将来を見据えた貯蓄や資産形成に積極的な家計管理をしている傾向があるようです。

夫婦のお財布を一緒にすると
「家計を一括で管理できる」
「収支を把握しやすい」
「貯蓄・節約がしやすい」というメリットがあります。
ですが、どちらか一方が家計を握ると、
握っていない側はお金のことに無頓着となり家計をほったらかし、
握っている人の負担ばかりが増すという結果に陥りがち。
家計管理で大切なのは、夫婦でお金の話をフランクに共有し、
世帯収入と支出がどれぐらいあるのかお互いに理解しておくこと。
理想は、夫婦で話し合ってお小遣いや生活費、貯蓄、投資計画などを決め、
お互いに役割分担しながら運用し、定期的にそれらを見直すことです。
不満解消!?お互い納得の共同財布と分担制度!

これまでお財布一緒派の世帯に注目してきましたが、なかには
「結婚しても自分の趣味やプライベートは充実させたい」、
「お互い働いているのだからお財布も別々にしたい!」と思う方もいますよね?
実は筆者もこのタイプです。
そこで共働きの夫婦にオススメなのが、共同財布と分担制度の2パターン。
筆者が取り入れているのは分担制度ですが、これら2つのパターンに共通するマストなお約束と一緒にそれぞれをみていきましょう。
≪共同財布≫

共同財布パターンは夫婦でひとつの「家計用の銀行口座やお財布」を用意して、そこにお互いが毎月一定額を平等に入れてやりくりするパターンです。
~メリット~
・不公平感がなく、納得しやすい
・2人ともが、今の家計の状況を把握できる
・毎月一定額をふたりの貯蓄として確保できる
・手元に残ったお金は、夫婦それぞれのお小遣いとなる
・夫と妻の収入額に応じた割合設定ができる
・不公平感がなく、納得しやすい
・2人ともが、今の家計の状況を把握できる
・毎月一定額をふたりの貯蓄として確保できる
・手元に残ったお金は、夫婦それぞれのお小遣いとなる
・夫と妻の収入額に応じた割合設定ができる
~デメリット~
・家計で払うものとお小遣いで払うものの線引きがあやふやになるときがある
・家計で払うものとお小遣いで払うものの線引きがあやふやになるときがある
例えば、妻が「インテリアとして観葉植物を買いたい」と思っても、
夫が「それはキミの趣味だから、家計の財布からではなく、お小遣いからにして」というようなケース。
二人が必要性を感じていれば良いですが、そうでない場合もありますよね。
都度相談するのも大変なので、
「家計用の共同財布」を使うルールをあらかじめ決めておきましょう。
≪分担制度≫

分担制度は出費項目別に分担するパターンで、夫婦が同じくらいの収入がある場合におすすめ。
このパターンは最も自由にお金を使えるので金銭面でお互いにストレスが溜まらないというのが最大のメリットです。
一方で相手の収入がいくらあるのか、またどれくらい使っているのかを
把握しづらいため、貯蓄が難しいというのがデメリット。
と一般的に言われますが、
そんなデメリットを解消するのが筆者も取り入れている
💛マストなお約束💛
押さえておきたいポイントは3つ!
① 初めにお互いの収入を共有し合い、役割分担を決める
② 役割分担の中に、必ず貯蓄を入れる
③ お互いに家計簿をつける
② 役割分担の中に、必ず貯蓄を入れる
③ お互いに家計簿をつける
ちなみに、筆者の家庭では、夫が家賃と光熱費を担当。
妻であるわたしが食費と日用品、貯蓄を担当しています。
このパターンでポイントになるのが、
お互いにきちんとお金の管理をすること。
これまで家計簿をつけたことがない方も、今はアプリなどで簡単に管理できる時代ですので、ぜひ挑戦してみてくださいね♪
まとめ

いかがでしたか?
夫婦の家計管理にはいくつかのパターンがありますが、
夫婦の家計管理にはいくつかのパターンがありますが、
共通して言えるのは、夫婦でよく話し合って決めることが大切ということです。
最近では、「自分のお金の使い道をパートナーに干渉されたくないから、
お金の話はしない!」と、結婚生活をスタートするときに、
お互いに貯蓄額を言わない、年収もオープンにしない夫婦が増えているんだとか。
ですが、子どもの誕生や将来の教育資金、マイホームの購入や自分たちの老後資金など、一生涯関わってくるのがお金の問題です。
生きていくうえで避けては通れない問題だからこそ、
日頃から夫婦でしっかりと話し合う習慣をつけておきましょうね💛
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