今週の記事…
『日本に住んでいるなら何をすべきか?』 『貴方の階級は何ですか?』
『モノに値段が付いているは何故?』
この記事で経済の成り立ちをご理解いただけてと思います。
本日は、その中で今貴方が働いている会社の仕組みから
どの様なお金の流れ(キャッシュフロー)で会社が成り立っているかを見ていきましょう。
資本主義の日本ですが
そもそも資本とはなんでしょうか?
会社の大きさを測る為に資本金というモノがありますが意外と理解されていない言葉でもあります。
多くの方が雇用をされ給料をもらっていると思います。
そして、企業は労働者を雇って商品が出来るまでの仮定で資本家(投資家)が利益を生み出す仕組みの中にいます。
この時、一般的な会社の仕組みはこの様な形になっています。
まず労働者の労賃を日給1万円と仮定して考えていきましょう。
そして、その労働者が一日一個の商品を作った場合
その商品一個の「必要労働」の価値も当然1万円となります。
同じ商品を作る機械を20万円で購入し
耐用回数(使える回数)が4回と仮定した場合
商品一個あたりに5万円かかる計算になります。
更に商品1個あたりの原材料費に4万円
がかかると仮定し
労働者を雇ったらどの様にお金が回っていくでしょうか?
では、ここで貴方が社長だと思って考えて下さい。
どの様に労働者を雇用しますか?
ココでは、よくある例(特に派遣社員)で多くの労働者が
その後、使用期間が終わり1日と労働時間8時間にし上記と同じ生産ペースで完成品を作ったとしたらどうなるでしょうか?(もしくはそれ以上)
不思議なコトに商品にかかるコストは勿論下がります。
それが、同じ8時間の中で更に倍作れれば更にその差額が生まれてきます。
この時、最初の労働価値よりも多くの利益が出てきます。
コレを…
正に多くの日本人はこの様になっているのではないでしょうか?
明日は今週最後のまとめとして
【資本主義の資本って?】

資本とは…
株主からの出資金と企業の利益の蓄積を指し、企業に投下されている資金の調達源泉額を示している。 …難しくてよく分からないですね。 資本を簡単に言うと…利益を生み出すモト
のことを指します。
利益を出す為に必要なものは・労働者を雇ったり
・原材料
・機械・工場
等があります。 儲けるということは投入した資本以上の価値を生み出すということです。 つまり、現代では昔の様にぶつぶつ交換の仕組みでは社会は回らず あらゆる方法で利益を求めていく。 それが…資本主義社会
【私達が売っているモノ】




いかに搾取されているか
を見ていきましょう。 まず、労働者を雇用する際に「生産効率」というモノを見ていきます。 雇用する際に1日で最低限いくらの完成品(販売品)を作れるか? 使用期間中(通常の労働時間の半分4時間)も1日=1万円の雇用条件で雇い生産率を見ていきます。 この時に4時間で最低1個の完成品を作成出来るとしましょう。

剰余価値
といいます。 この様な方法で資本家(投資家)は等価交換の原則を守りながらも 可変資本から利益となる「剰余価値」を得ているのです。 コレを見て… 何処が等価交換だ!! と感じませんでしたか? もし、感じないとしたら日本の労働教育に洗脳されている典型的なパターンかもしれません…【あなたが売っているモノ】
それは労働力です。 貴方はソレを売っている側にも関わらず全てを奪われていませんか? 社会主義、資本主義を分かりやすく表現した皮肉な画像があります。 (上が社会主義、下が資本主義)