ファイナンシャルプランナーって何?
episode4-4
「保険料を劇的に減らす魔法の方法」
涼子「昨日で自分にぴったりな保険が 分かって本当に良かったです♡ 思っていたよりも安く済みましたし♪」 吉永「実は、その同じを保険をもっと安く 済ませられる方法もあるんですよ」 涼子「ええっ!どうやるんですか⁉」 吉永「まあ涼子さんには もう使えない手なんですけど」 涼子「!?」 吉永「要は、保険というものは入るのが早ければ早いほど
保険料が安くできるんです。
こちらを見てください。 これは、同じ保険を65歳まで 払い続けた時の総保険料を、 加入時の年齢別に表しています。
確かに、若ければ
若いほど安く済んでる!」

これは何の問題もない場合で
算出しています。
55歳までに、ちょっとした病気もせず、 飲酒喫煙歴がゼロなんて人 ほとんどいないですよね?ちょっとした理由で
保険料は跳ね上がります」

小さい時に保険に入っておけば、
その後ずっと保障が受けられます。
学生の頃に思わぬケガをしたり、 ちょっとした病気にかかったりしても 保障があると心強いですよね。 保険料が安いだけでなく、 安心の面からも小さい頃から 保険に入れてあげるのは いいことだと思いますよ」 涼子「そうなんですね~ 私も赤ちゃんが生まれたら 小さい時から入れてあげよう♡」
吉永「さて話を変えまして。 昨日まで散々保険の大切さについて お話してきたわけですが、
そもそも保険って
要ると思います?」
涼子「今更何を言うんですか! いざという時にまとまったお金は 必要ですし、現にほとんどの人が 保険に入っているじゃないですか」 吉永「実は保険に全く入らない、保険が必要じゃない人もいるんです」
涼子「えっどういうことですか!?」 吉永「昨日説明したように、 そもそも保険っていうのは リスクに応えるためのものなので、 いざというときに困らない人、例えば大金持ちの人には
生命保険も車の損害保険も
いらないんです。

涼子「…必要ない。」
吉永「でしょう? 」 涼子「でもそれは大金持ちに なれたらの話であって、 私たちには関係ないじゃないですか!」 吉永「ところが、我々でも保険料を限りなく ゼロに近づけることはできるんですよ」 涼子「そんなおいしい話があるんですか? 詳しく教えてください!」 吉永「まず念頭におきたいのが、保険も立派な金融商品
であるということです。
資金の運用手段として
保険ほど効率の悪いものは
ないんです」
涼子「ええ!どういうことですか?」 吉永「涼子さんが払う保険料というのは、 純粋に保険金として使われる以外に保険会社の経費に
なっているんです。
会社によっては払った保険料の6割が 人件費や運営費に回されているんです。」 涼子「そうなんですか!?」 吉永「はい。保険会社は、 経費を差し引いたお金を運用して それを保険金にまわすわけですから、 経費が大きければ元手は少なくなり 当然運用しても利回りが悪くなります。だから保険に入って
お金を増やしたり
貯めようとするのは
ナンセンスなんです。
今後涼子さんにお子さんが出来たら 学資保険などを勧められるかと思います。 学資保険とは、教育資金という名目で 毎月一定の金額を保険料として積立、 満期の時期に給付金として 受けとることができる保険です。」 涼子「子供が小さい頃からコツコツ積み立てて、 大学とかの学費に充てたりするやつですね」 吉永「そうです。 この保険は貯蓄を目的としているので 投資の観点からするとリターンが少なく 選ぶのはお得とは言えません。」 涼子「じゃあどうやって 学費を用意したらいいんですか?」 夏美「涼子さん先週勉強したことを お忘れじゃないですか? 同じように毎月コツコツ積み立てるだけで 保険よりはるかにお金が増やせられる方法 があったじゃないですか」涼子「あ!ドルコスト平均法!?」


夏美「医療保険に関しては、
高額療養費制度を使えば
もっと減らすことも可能です」
涼子「高額療養費制度?」 吉永「これは、1カ月にかかった医療費の 自己負担額が一定の金額を超えた場合、 それ以上は支払わなくてもよいという 公的な医療保険制度のことです。」
全額自己負担となります。

最小限の医療保険に掛け捨てで
加入するのがオススメです。」
涼子「こうやって色々聞くと、 保険料って本当に少なくて済むんですね! しっかり勉強できてよかったです!」 夏美「では明日の総集編でおさらいしましょう♪」
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