
ファイナンシャルプランナーって何?
第一話 「ここまで浮かせられる⁉ 徹底見直しあなたの家計」 第二話 「家賃を安くしたいなら家を買いなさい!?」 第三話 「結局家は借りるのと買うのどちらがお得?」episode5-4
「住宅ローンのご利用は計画的に」

住宅ローン金利は3タイプあります。
・固定金利型
・固定金利選択型
・変動金利型
です。固定金利型というのは、
借り入れたときの金利が
ローン返済終了まで変わらず、
毎月の返済額がずっと同じものです。


これは、変動金利型がベースで
一定期間を固定金利にできるものです。
固定期間は2年、3年、5年、10年などから 好きな期間を選択できます。要は、一定期間は先ほどと同じように
金利も返済額も同じですが、
期間が終われば、金利も返済額も
毎月異なるということです。

変動<固定金利選択<固定
の順になります。」 三好「つまり固定タイプは 金利が高いってことですか?」 吉永「その通りです。 最後に変動金利型。短期金利に連動するので、
変動金利型は最も金利が
安く済むタイプです。
名前の通り金利が変わるので、
返済額も異なります。」
三好「金利が変動するってことは、 金利が下がってくれる分には ラッキーですけど、上がってしまったら 返済額がものすごく高くなったり しちゃうんじゃないんですか?」 吉永「変動金利型の住宅ローンは、
毎月の返済額が5年間は変わりません。
6年目に毎月返済額が見直されますが、
元の返済額の1.25倍を上限とする
金融機関が多くなっています。
そのため返済額が急に
アップすることはありません」

つまり、金利が急上昇すると
元本部分が全く減らないことに
なるかもしれないんです。」
三好「そんな!それじゃ新たに借金を 背負うのと同じじゃないですか!」
変動型から固定型へ借り換えると、
毎月の返済額はアップします。
また借り換えには費用がかかります。
借入額や借入期間によって異なりますが、30~50万円くらいは
見込んでおく必要があります。」
三好「結構かかるんですね… となると、やはり最初に選ぶのが 肝心ということですね! 僕はどちらにした方が良いんですか?」

『フラット35』です。

最長“35年”の長期“固定金利”
だからフラット35という名前なんです。」 三好「何がメリットなんですか?」吉永「固定金利なので、資金を受け取る時に
返済終了までの借入金利と返済額が
確定するので安心して
将来設計できるのが1つ。
もう1つは、一般的に、住宅ローンの 借り入れには当たっては 保証料や保証人が必要となるのですが、そのどちらも必要がない点です。
さらに、返済中に、繰上返済や 返済方法の変更を行う場合も、 手数料はかかりません。 」 三好「保証料とかっていくらくらいなんですか? あと繰り上げ返済って何ですか?」 吉永「他のローンだと、保証料で約50万円、 繰上返済手数料は最低でも5千円から 2万円前後はかかることが多いです。この繰り上げ返済というのは、
住宅ローンの返済中に、まとまった
貯蓄ができた場合などに、
ローン残高の全部または一部を
返済することをいいます。
ボーナスや遺産相続など 思いがけず大金が入ったら、 繰り上げ返済することで、 借りている元金が減るので、 のちのちの金利を、 つまり返済額を減らすことができます。
