
ファイナンシャルプランナーって何?
第一話 「ここまで浮かせられる⁉ 徹底見直しあなたの家計」episode5-2
「家賃を安くしたいなら
家を買いなさい!?」
三好「吉永さん、早く7万円を 浮かせられる方法を教えてください!」 吉永「分かりました。 では単刀直入に言います。 三好さん、
家を買ってください」

三好「えーーーーーーー!?
貯金を切り崩して生活している 我が家が家を買う!? 吉永さん何を言っているんですか? そんなこと出来るわけが ないじゃないですか!?」 夏美「そうですよ所長。 貯金200万円じゃ、 頭金払うのすら大変ですよ」 吉永「まあ急に家を買えと言われて そう思われるのは無理ないですね。 では順を追って説明していきましょう。 これで、今まで知らなかった不動産の裏側が分かると思いますよ」




もっと下げることが可能ですね。」
三好「ええっ!でも借りるとき 色々な住宅サイトを見て、 1番安く提示しているところから 契約したんですけど」 吉永「そこなんですが、 たくさんある住宅情報サイトに どうして同じ物件が載っているか ご存知ですか?」 三好「えっ…えーと、少しでも 多くの人の目に触れてもらうために、 大家さんが掲載をお願いしている…?」 吉永「違います。 実はあれはレインズという、 不動産サイトに載っている物件なんです。
そして不動産屋はそのレインズを
使って物件を紹介しているんです。」
三好「レインズなんて初めて聞きました!」 吉永「レインズとは、 不動産流通標準情報システムの略称で、 国土交通大臣から指定を受けた 不動産流通機構が運営している コンピュータネットワークシステムです。 指定の流通機構の会員である 不動産会社は、このシステムを使って 不動産情報を受け取ったり、 情報提供を行っているんです。」

家賃交渉です。
やっている人は少ないのですが、 値下げに応じてもらえる確率は高めで、 家賃の値下げだけでなく礼金まで安く してもらえる可能性が大いにあります。 三好さん自身で試してみてください」 三好「値下げ交渉なんて口下手の 僕にはハードルが高すぎますよ… なにかコツとかないんですか?」 吉永「ポイントは2つです。 まず交渉の時期ですが、入居時か契約更新時です。
入居中に急に家賃を下げろなんて 言い出したら、大家さんの心象を 損ねるだけです。 このタイミングだけは 間違わないでくださいね。 なかでもオススメはやはり入居時ですね。特に、引っ越しや入居の件数が
減る5~9月は狙い目です。
逆に1~3月は新生活に向けて 部屋を探す人が多いので、言い値で貸す 相手と契約したがります。」
とにかく安くしてというような
お客さんは敬遠されます。
「しっかり賃料を払える経済力がある」、 「予算的にあとこれだけ安かったら 確実に借りる」、 「この部屋に愛着がある」といった アピールをするのが大切です。 やみくもに安くしろと言わないよう、相手に、『これくらいなら
負けてもいいかな』と
思わせるのが肝心です」
三好「へ~。ほかに値下げの確率を 上げるにはどうしたらいいでうすか?」 吉永「値下げしてもらえる部屋には 条件があります。 そしてその条件の一番は「人気がないこと」です。
不人気の部屋なんて嫌だと 思われるかもしれませんが、 いくつか内見をして、 かなり気に入った部屋がたまたま駅から 少し距離があったり、 見た目ではわからないけど 築年数が経っていたり、1階の部屋で あったりすることありますよね。それらは値下げ交渉の格好の材料です。
ほかにも、 同じ建物内で空き部屋が多いものや、 長期間空き部屋が多いもの も交渉しやすいです。」
これじゃ家賃下げられない
じゃないですか!」
吉永「そこで冒頭に言ったように家を買うんです!
明日からは、なぜ家を買うことで 家賃が抑えられるのかをご説明します」