
ファイナンシャルプランナーって何?
第一話 「ここまで浮かせられる⁉ 徹底見直しあなたの家計」 第二話 「家賃を安くしたいなら家を買いなさい!?」
episode5-3
「結局家は借りるのと
買うのどちらがお得?」
三好「家賃を安くするために
家を買えって…

吉永「買うのが良い場合と
悪い場合とがあります。
三好さんは買った方が
良いケースです。」
三好「何でですか?」 吉永「まず家は買ったほうが良いか どうかから説明したいと思います。 この議論の根本は、 どちらの方が総額費用が お得になるかに尽きると思います。
コストはほぼ同じです。」
三好「そうなんですか?」 吉永「はい。初期費用がかからないとしても 生涯賃料を払い続けるのと、 長期のローンで持ち家を買うのとでは、 総額の差はそんなにありません。 ただし、持ち家の場合、マンションでも50年~90年程度で検討が必要な
建て替えや、長く暮らす上で
必要な大規模修繕が必要となり、
持ち主あるいはそのご子息にとっては 大きな負担になることが予想されます。
一方、賃貸であっても、
快適な条件を維持するには、
賃料の増加や更新料も考られます。
そのためどちらが良いとは 一概には言えないのです。 昔は、老後も賃貸で暮らすというのは、 新規契約の難しさ、住環境の老朽化など 高齢者にとって不安が大きなものでした。 だから皆家を買っていた側面もあります。

買うのも借りるのも
どちらが良いかは
ケースバイケースなんですね」
吉永「その通りです。 そして三好さんの状況をかんがみると、買う方がお得といえます。
理由をお教えしましょう。 現在払っている家賃12万円の家に このまま35年間住んだとします。 すると、 12万円×12ヶ月×35年間=5040万円占めて5040万円払うわけですが、
これだけ払っても賃貸なので
手元に残る資産はゼロです。」

資産として残せるように
買ったほうが良い
というのが1点。そして2つ目は、月々の家に関する費用が
安く済ませられる
という点です」 三好「!! それで7万円浮くと!?」 吉永「家賃の分だけではそこまでは無理ですが約3万円支出が浮きます」
三好「3万円も!?」吉永「しかも今より
良い家に住みながらです」
三好「そ、そんなうまい話があるんですか!? 一体どんなカラクリなんですか!?」 吉永「ちょっとこれをご覧ください。」

吉永「このマンションを買うんです」
三好「え?」吉永「このマンションを買うと
月の家賃が3万浮きます」
三好「な、なんだってー!!!」
月々89,213円で足りるんです。
今の家賃が12万円なので、 単純な引き算で、 約3万円の支出が浮くというわけです。」 三好「そんなに月々の支払いが安くで こんなに素敵な家に住めるんですか!?」吉永「しかも資産にもなります。」
三好「あなたが神か!」 吉永「三好さんは住宅ローンの仕組みや 金利についてはご存知ですか?」
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