普通のサラリーマンが
不動産投資を始められるのか?

このブログはとあるFP事務所を舞台に、
3人のキャラクターがメインとなって、
お金や経済の知識を易しく解説します。
左✩吉永所長… 真面目で腕利きのFP事務所所長
中✩夏美ちゃん…新米FP。明るく元気でちょっと天然
左☆三好さん…ごく普通のサラリーマン。妻子持ち(娘4歳)

オススメではない理由について話しました。
今回は、まず不動産投資とは
そもそもどういう投資なのについて説明しましょう。」
三好「不動産で投資するという事は、
文字通り
利益を得る目的で不動産に資金を投下する
ということでしょうか。」
吉永「簡単に言うとそうですね。
不動産投資では
インカムゲイン と キャピタルゲイン
の2つの利益を期待しています。
夏美さんは、それぞれどういうものか解りますよね?」
夏美「インカムゲインは、投資対象が生み出す収益で、
継続的かつ定期的に見込める利益のことですね。
それに対して、キャピタルゲインは、
投資対象を購入価格以上で売却することにより
得られる売却差益ですよね」
吉永「その通り!
不動産でいうキャピタルゲインは、
自身が購入した不動産を
買った時よりも高い価格で売却した時に
得られる差益です。
では、三好さん、
インカムゲインは不動産投資では
何に当たると思いますか?」
三好「継続的かつ定期的という事は、
賃料収入じゃないですか!?」
吉永「ご名答!
不動産を購入しオーナーとなり、
購入物件に第3者が住む事で、
家賃として継続的に収入を得る事が出来ます。
つまり、不労所得を得られるわけです」

三好「それは凄い!
毎日忙しいサラリーマンとっては、
働く時間を増やさずに
所得を増やせるのは魅力的ですね!」

吉永「ええ。実際、
不動産投資を行っている人の
約4割が会社員なんですよ」

三好「へ~!
ほぼ半数ということは、僕が知らないだけで
職場にもたくさんいるんだろうな~。
でも、今の世の中では、
ワンルームマンションでも都内で2000万は超えると聞きますが、
若いうちから購入するのは難しいんじゃないですか?」
吉永「そんなことはありませんよ。
事実、30代のオーナーさんも増えています。
それを可能にする方法は、
金融機関でローンを組むんです」

三好「それって、つまり
銀行に借金をするってことですよね?」
吉永「そうです。
資金が足りないのですから、
必要な分を借りて始めるというのは
当然のことですよ。」
三好「そんな大金を借金するなんて怖いですよ…
それに、2000万以上の借金をするという事は、
毎月の給料からローンの返済もすることですよね?
妻と娘の生活を支えながらの返済は、
今よりも生活が厳しくなりますから、
借金だなんてとんでもないですよ!」

吉永「そんなことはありませんよ、三好さん。
事業や投資を行なう為に借金をすること自体は、
まったく悪い事ではないのです。
重要なのは、その返済方法が
しっかりあるかどうかです。
先ほどの話を思い出して下さい。
不動産投資を行なう事で
得られるものがありましたよね?」
三好「得られるもの…賃料収入…そうか!
不労所得として得た収入を
ローン返済に回すことで、
自分の生活を変えることなく
返済できるという事か!」
吉永「その通りです。
一括購入で不動産を購入するのではなく、
ローンを組んで不動産を購入し、
返済は賃料収入でまかなう事で、
本来、不動産購入に充てるはずだったお金は、
生活資金・子供の学費や
新たな投資に回す事が出来るのです」
三好「なるほど~
しかし、僕みたいなサラリーマンでも
そんな大金を貸してもらえるんですかね?」
夏美「逆ですよ!
サラリーマンだからこそ
貸してもらえるんです!
”自分の勤めている会社”という信用があるから
ローンの審査も通りやすいんですよ♪」
三好「そうだったのか~」
吉永「ローンを組んで不動産投資を始める
メリットがわかったところで、
次回は、不動産の選び方のコツと
落とし穴についてお話いたしましょう」