税金と控除で得をするには?まとめ編


シリーズを最初から読みたい方はコチラ
part1 給料明細の天引きが多いとお嘆きの方に!
part2 税金が戻ってくる!控除ってどんなもの?
part3 知って得する控除とふるさと納税
part4「税金と控除で得をするには?まとめ編」

吉永「今日は【税金と控除で得するためには】
シリーズ総集編をお伝えします」
涼子「得するために
税金を抑えるには
どうしたらいいのですか?」
夏美「税金については、
日本の財政状況も知っておかないと
今後の増税などにも気づけない恐れがあります!
今、日本の借金は約1024兆円!!
国民一人あたりで計算すると、
なんと806万円の借金です。

この借金は年々増えていって、
その対策として増税があるんです。」
涼子「年々税金の負担が増えていくんですよね!
でも出来るだけ納める税金は
少なくしたいです・・・」
吉永「そのためには、
私達が得た所得に対して
かけられる所得税への控除を
見直す必要があります!
実は、一口に所得といっても、
その種類は10もあるんです。
株などの配当所得、不動産所得などありますが
会社員は給与所得になり、
その給与所得に所得税がかかってきます。
年収に伴って所得税は上がっていきますが、
それを抑える方法として控除があります。」
夏美「会社員でも、
きちんと年末調整や確定申告をすると
納めすぎた税金が戻ってくるんですよね!
控除は14種類あり、
それをきちんと知って使いこなすのが重要です。」

吉永「基礎控除で全員一律38万円は控除されますが、
他にも
・生命保険料控除で最高12万円控除
・医療保険控除で条件を満たせば、
年間10万円を超えた額に対して控除
・雑損控除で災害や盗難などの損害内容次第で控除
などがあります」
夏美「あとは、最近話題の配偶者控除です!
妻の年収が103万円以下なら、
夫の税金が38万円控除されます。

逆を言うと妻の年収が103万円以上を超えると
夫の税負担が重くなります!」
涼子「今後の働き方をどうするかよく考えないとなぁ。
働き方に関しては、
主人と意見が合わなくて
衝突することも多々あって、
違う意味で将来が心配になることもあるんですけどね…」
吉永「もしも離婚しても、お子さんさえいれば
寡婦(寡夫)控除で27万円戻りますよ!」
涼子「離婚したくないですし、
子供もまだいませんし(笑)
でも今のうちから
こういう情報を知っておくと、
イザという時に損せずにすみますね!」
夏美「知って得するといえば
忘れちゃいけないのがふるさと納税!」
吉永「ふるさと納税は、
地方自治体に2000円以上の寄付をすると
税金の使いみちを指定するという社会貢献ができ、
寄付した金額から2000円を引いた額が
翌年の住民税、所得税から控除され、
さらには特産品までもらえる制度です。

例えば自治体に5万円の寄付をすると
所得税と住民税が合わせて
48,000円安くなります!」
涼子「夢のようにお得な制度ですよね♥
美味しそうな特産品ばかり
どれにしようか悩んじゃいます!」
夏美「【さとふる】という専用サイトなど
上手いこと活用していくと良いですよ♪」

涼子「控除って、何なのか
全然分かっていませんでしたが、
申請するだけで
こんなにお得になるものだったんですね!
本当に、
知っているか知らないかの差って大きいですね~」

吉永「そうなんです。
私達の生活は知っているか、知らないかによって
大きく変わってくるんです!
損をしたくない、得したいと思うなら
お金について学ぶのが非常に大切なんです。」
涼子「これからも金融や経済について
しっかり勉強したいと思います」